長澤まさみ主演ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」(フジテレビ系)の第4話が11月14日に放送され、世帯平均視聴率は6.9%だった。
浅川(長澤)が追う冤罪事件の取材VTRが生放送で流れる。呆然とするスタッフたちだったが、視聴率はジャンプアップ。反響が大きかったことから続編を制作することになった。2度目の放送も大反響だったが、浅川は弁護士の木村卓(六角精児)から、松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却されたことを知らされる。自分の無力さに愕然とする浅川は、摂食障害がぶり返してしまう。
一方、浅川と一緒にVTRを制作していた新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)は、高校時代の自分の罪に苛まれていた。ひどく落ち込んでいる岸本から、それまでの鋭い眼光は消え去り、顔色は悪く、覇気もない。
「このような状況の2人が、廊下ですれ違うシーンの岸本は、ゾッとするような悲壮感漂う表情でした。ネット上には『郷敦演技上手いなぁ』『何この表情、凄い演技するね』『ゴードンの目の演技よかった!』など称賛が多数書き込まれました」(テレビ誌ライター)
ラストシーンでは、ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)が、落下するシーンが流れた。冤罪事件の行方はどうなるのか。今後の展開に注目だ。