あの悪夢が再び? 女優・遠野なぎこが12月14日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)でドッキリのターゲットにされ、タレント・矢口真里との“絶縁騒動”を思い返した。
今回、遠野が餌食となったのは「『いい意味で‥‥』をつければどんな悪口でも怒られない説」なるドッキリ検証企画で、仕掛け人のお笑いコンビ・鬼越トマホークの坂井良多からロケバスの中で暴言を連発されてしまった。
坂井は番組側の指示により、「遠野さんって、いい意味で、情緒不安定ですよね」「いい意味で、まともに会話できないですよね」「いい意味で、女優なのに映画とかドラマ全然出てないですよね」との3つのフレーズを、なるべく怒られないよう自然な会話の中に織り交ぜることに。ロケバスは坂井と遠野の2人っきりという環境で、次第にピリついたムードが立ち込めると、次々に浴びせられる失礼な指摘に対し、遠野は「どうして?」「え、舞台とか出てましたよ?」「何が言いたいんですか?」と気分を害し始める。
その後、空気の修復が困難になったところで、スタッフがネタバラシ。番組のドッキリ検証だったことが告げられると、遠野は「ほらぁー!」と声を上げ、「私、『水曜日のダウンタウン』さんで友達1人なくしてるんですよ」と嘆き節。最後は「今回、友達が1人できたからどっこいどっこいかな」と坂井との打ち解けた関係を語り、なんとか企画は“無事”に終了している。
遠野が振り返った因縁の「水ダウ」ドッキリは、2017年に実施された「矢口真里、説教食らった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われてもさすがに『セクシービーム』入れづらい説」だ。
「同企画で仕掛け人側に回った遠野は、普段から飲み仲間として親しかった矢口をカラオケに誘い、怒涛の説教を展開。もちろん番組側による要請があっての演技でしたが、その説教内容が生々しく、臨場感を帯びていたことから、矢口も『それって遠野さんが私に言うことじゃなくないですか?』『何か迷惑かけました?』などと応戦。ビームを挟む精神的余裕は皆無で、のちに遠野が別番組で明かしたところによれば、ネタバラシを受けても互いに号泣が止まらず、絶縁状態になったのだそうです」(芸能ライター)
「水ダウ」のせいで友人を失った遠野に再びドッキリを仕掛けた番組に対し、ネットでは「ほんと何もかも破綻させる番組だわ」との声が続出。遠野にとっては傷口をえぐられたような感覚になったのではないだろうか。
(木村慎吾)