今回は、昨年、プロ転向を宣言して話題となった、フィギュアスケートの羽生結弦さんについて占ってみたいと思います。羽生さんのホロスコープ(出生時の星の配置図)を見てみると、性格や人生、生き方、生命力などを表す太陽が射手座。射手座は自由を愛し、哲学的思考をもつ星座とされています。実際のところ、羽生さんにはアスリートとしての哲学があるのでは……と思うことがしばしば。おそらく、口には出さないけれど、強固な哲学をもっているはずです。
そんな羽生さんは、感情やライフスタイル、趣味嗜好などを表す月が、水瓶座にあります。水瓶座は知的でクール、合理的精神の持ち主とされているのですが、羽生さんのクールなカッコ良さは、ここからきているのかもしれません。氷上での演技で垣間見える、凛とした魅力も、水瓶座ならではの影響を受けているためといえそうです。
また、羽生さんの金星は蠍座。金星は愛情や美的センス、魅力を表す星です。そして、蠍座は、魔力と言っても差し支えないほどの、圧倒的なカリスマ性を象徴する星座。そのためか、羽生さんには熱狂的なファンが数多くいるようです。羽生さん自身は意識していなくても、ただそこにいるだけで、一瞬のうちに相手の心をわしづかみにしてしまうほどの、強烈な魅力の持ち主なんです。
それだけではありません。闘志やエネルギーを表す星・火星が、獅子座に入っています。獅子座というのは、12星座の中でもっとも誇り高い、王者の風格を備えた星座。自分が王者であるために、向上心を忘れず、歯を食いしばって努力し続ける星座なんですよ。羽生さんのこれまでの競技人生を見てみると、獅子座の火星が最も強いパワーを発揮していたのでは、と思うのです。
圧倒的なカリスマ性と王者たる資質を備えた羽生さんは、おそらくプロになったことで、どんどんスケールをアップするはず。活躍の場として世界を照準にしているのはもちろん、最高のステージを求めるでしょう。近い未来、国内最大規模の会場に現れるのは、間違いなさそうです。そして、世界ツアーも実現させていくのではないでしょうか。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。