女優を母に持つ某女性タレントがこの秋、艶系女優としてデビューすることが判明しました。
この転身理由のひとつとして報じられているのが「ホスト遊びにハマり、芸能活動で稼いだお金だけでなく、母親の遺産までも使い果たしてしまい、お金に困って」とのことですが、世の中にはこうした境遇でオトナの世界で稼ぐようになる女性は少なくありません。
なぜそうなるまで女性はハマってしまうのか。女性の貧困問題に詳しいライターに聞いてみました。
「経済的に破綻するまでハマってしまう人というのは、対人関係において問題を抱えている人が多いんです。親が亡くなったり離婚したりして寂しさを抱えた人。学生時代にいじめにあって、人と関わることに恐怖を抱くようになった人。彼氏や夫に女遊びをされて、それでもハッキリとNOを突きつけられなかった人など。寂しさをガマンしてきたところに、優しくしてくれる男性が現れる。そうすると『こんな私でも受け入れてくれる』と依存気味になってしまうんです」
それでも冷静に考えて計画的に利用するならば、経済的ピンチに陥ることはないはず。
「自分の存在価値が『お店の男性に優しくされる』ことにしか見出せなくなっていくんです。優しく受け止めてもらえることで、自分を理解してくれる唯一の人のように錯覚してしまう。他の人が注意をしても『私を理解してくれる人を悪くいうなんて!』と貸す耳も持たなくなります。実際、私が会った依存症の人の多くは『でも(そうしたお店の男性と)結婚した人もいるし、みんながみんなお金目当てではない』と言います」(前出・ライター)
自分の存在は彼によって支えられている、そんな精神構造になっていくことで、抜け出せなくなっていく女性が多いのだそうです。
もし、あなたの友人にもそうした“依存の傾向”が見受けられるようなら、まずはそうした背景から話し合ってみるのも一つかもしれませんね。