今回占うのは、女性との噂が絶えない佐藤健さんです。佐藤さんのホロスコープ(出生時の星の配置図)を見て、「なるほどなー」と思いました。「恋多き男」「たくさんの愛情を持つ男」の典型ですね、この方は。では、詳しく占っていきます。
佐藤さんの太陽は、牡羊座。つまり、牡羊座生まれということです。もともと牡羊座の人は、惚れっぽいんですよ。一目惚れで始まる恋が、ほとんどかもしれません。直感で「あっ、好みのタイプ!」と思ったら、もう好きになっているという……。そして、情熱的でもありますので、想いが止まらなくなることもあるんですよ。
ただ、感情や好みを表す月が、理想が高くて完璧主義の乙女座。乙女座は、恋の相手に求める条件が多く、少しでも欠点が見つかると、スーッと熱が冷めてしまいやすいんですね。そのため、せっかく燃えていたのに、ささいなことで相手を嫌になる可能性が大。佐藤さんの場合、一旦は好きになったものの、欠点を見た途端げんなりしてしまう……というパターンではないでしょうか。これでは、恋を長続きさせるのは難しいかもしれません。
さて、恋愛に絞ってもっと深く見ていきましょう。佐藤さんは、愛の星・金星が魚座に位置しています。金星は、男性にとって好みの女性を表す星でもあります。魚座が象徴する女性とは、ズバリ「どことなく頼りなくて、弱々しくて、保護本能をかき立てる女性」。一言で言うと「守ってあげたくなるタイプ」なんです。さらに、甘えん坊で依存心が強いけれど、愛する人を全面的に信じ、何があっても許してくれるというのも、魚座的な女性像。そこからわかるのが、まるで昭和の歌謡曲に出てくるような“一途に男を想う、耐える女、待つ女”が佐藤さんのド・ストライクということなのです。
では、そういう女性が見つかれば、佐藤さんは結婚を決意するのかというと、そうではなさそうです。なぜなら、男性の恋愛傾向を示す星・火星が双子座だから。双子座は器用な星座で、複数のことを同時進行させるのが得意です。それは恋愛にも当てはまり、同時に複数の相手と付き合えるんですよ。しかも、相手を退屈させないし、気配りも非常にうまい。まさに、恋愛の達人だといえるでしょう。そんな佐藤さんを独占しようとしても、なかなか難しいこと。しばらくの間は、タイプの異なる相手の間を自由に行き来し、恋愛を楽しむのではないでしょうか。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。