毒舌漫才で「M-1グランプリ2022」を制したお笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之と河本太。その“悪口ネタ”が早くも「予言的中している」として話題になっている。
2月14日、YouTuberグループ「禁断ボーイズ」のメンバーとして活動していた森衡平容疑者が、売防法違反の疑いで逮捕された。同容疑者は「モーリー」の愛称で親しまれたが、人気低迷もあって昨年8月に禁断ボーイズは解散。同グループが最後に公開した動画で、森容疑者は解散後の進路を聞かれ、「僕はまぁ配信したいなと。ゲームやりたいね」と語っていた。
しかし、そんな森容疑者が再びメディアで取り上げられたのは、20人ほどで構成された犯罪グループのメンバーとしての姿で、マッチングアプリを使ったなりすましメッセージを送る役割を担っていたという。
禁断ボーイズは2015年に活動を開始し、解散時点でのチャンネル登録者は174万人。過激な企画はたびたび物議を醸したが、人気YouTuberだったことは間違いない。
「森容疑者の逮捕が報じられると、ネット上で注目されたのが井口の予言です。ウエストランドは昨年のM-1決勝で、若手俳優やアイドル、R-1グランプリ歴代王者などに毒を吐きまくる漫才を披露。YouTuberに関する言及では、ボケ担当・井口が偏見を交えて『再生数に取り憑かれておかしくなってる』『若くして大金を得てるからまともではない。それが明るみに出始めている』『警察に捕まり始めている。あ、警察に捕まり始めている!』などとまくし立てていたのです。Googleからチャンネル登録者100万人超えのYouTuberに贈呈される『金の盾』についても、『金の盾を持ってる奴はいずれ全員警察に捕まる!』とイジりたい放題でした」(芸能ライター)
今回の森容疑者の逮捕を受け、ネット上では「ウエストランドのネタは漫才ではなく予言だった」「井口の予言が的中してる」「今後、YouTuberが捕まるたびに井口が予言者みたいになっていくの面白すぎる」といった声も。
ウエストランドの“悪口ネタ”は、時間が経過しても再注目される内容だったようだ。
(木村慎吾)