バレンタイン向けのチョコが一段落したコストコのお菓子売り場。中でもイチオシ、買ってハズさないお菓子を3つ紹介します。
シャトードゥモンドの「スイートレモン ワッフルクリスプ」400g入り1198円(写真左)は、原産国ベルギー、薄手のカリッとサクッとした生地で、ほのかにレモンの香りがする、クッキーとワッフルのいいとこ取りをしたような軽やかさ。箱には英語で「この甘いレモンの風味を味わうと、夏の暑さの中、フロントポーチに座ってさわやかなレモネードを飲んでいる気分になります」と書かれています。ただ、一気に夏のレモネード感……と言うほどレモンゴリゴリではなく、品のあるレモンの香り。以前、巨大缶を購入し、このワッフルクリスプのプレーン味を食べたことがあるのですが、個人的にはレモンの方が爽やかでおすすめです。
そして2月のコストコのお菓子コーナーでいろんな種類が販売されていたサンミシェルのお菓子。「26ブラウニー」780g入り1758円(写真中央)はその名の通り、ブラウニー26個入り。プレーンとチョコ味かと思って購入したら、チョコレート味とホワイトチョコレート味、どっちもチョコ味でした。こちらは原産国名フランス。1個ずつ個別包装されているのでシェアするのにも向いています。このブラウニー、しっとりとフワッと、ほんのちょっとだけサクッとした食感がもぉ~絶品です。甘さがしっかりしているので何個も食べられないけれど、1個で充分満たされる美味しさ。これがとっても美味しいから、次回コストコに行った際には、サンミシェルの他のお菓子もチェックせねば!と思ってしまうほど。26個入りだけれど、もしかしたら1週間で食べ切ってしまうかも知れないヤバさをはらんだ絶品ブラウニーです。
最後はコストコの自社ブランド、カークランドの「アーモンドビスコッティ」1kg入り1198円(写真右)。2000年代からコストコに通っている人なら覚えているかも知れないですが、コストコのビスコッティ、昔は陶器の大きな白磁の壺みたいなので販売していて、その壺だけでも買う価値がある!と一時期評判になったことがあるんですよ。それまでイタリアンカフェなどでチラッと売っていたビスコッティですが、堂々とコーヒーやココアに漬けて食べてもいいと、歯がちょっと弱くなった年配層にもかなりウケていたんです。
で、話を戻してこのビスコッティ。原産国はイタリアのトスカーナで、長さは女性の人差し指の指先から第二関節ぐらいと、ちょっと短め。そして硬さは思ったより硬くない、しっかりしたビスケットという感じです。長くないしそこまで硬くないから、バリボリと音を立てて食べたい、とか眠気覚ましに顎を動かしたい、なんてときはそのまま食べても良さそう。もちろんコーヒーやカフェオレにつけて食べると、アーモンドの香りと柔らか食感で、コーヒー1杯で2~3本は余裕で食べられそうです。
ただこれは、箱を開けると500gの袋2つになっているのが残念。ビスコッティ500g、これをシケる前に食べ切るには、よっぽど大家族とか毎日誰かを招待してお茶会しています~みたいなウチじゃないと無理! なのでこれは、開封したらジップロックなどの密封袋で小分けするのをお勧めします。
ベルギー、フランス、イタリア3カ国のお菓子たち。どれもおいしくて、大量なんだけれどまた行ったときに買い足したくなる美味しさですよ!
(ロドリゴいしざわ)