Snow Man・目黒蓮の主演映画「わたしの幸せな結婚」に、なにわ男子・大西流星が出演している。心を閉ざしたエリート軍人と家族に虐げられて育った少女の政略結婚から始まるラブストーリーで、大西は目黒演じる名家の久堂清霞の幼なじみで、次代の帝位を継ぐ皇子を演じている。
そんな大西と言えば、なにわでは「かわいい」担当。楽曲「ちゅきちゅきハリケーン」の指先を少し曲げてほっぺに突き刺すしぐさは「ちゅきちゅきポーズ」と命名され、ファッション誌「ViVi」が実施していた「皆で選んだViVi的ランキング2022」の言葉部門にランクイン。ダンスはTikTokで大バズリしたが、発信源は大西だった。
ぷっくり頬に大きな瞳。大西のかわいさは、関西ジャニーズJr.オーディションの時から群を抜いていたとアイドル誌ライターは言う。
「10歳で受けたオーディションを見た西畑大吾は瞬時に、『この子は受かる!』と確信したそう。それほど輝いていて、入所1カ月足らずで西畑、永瀬廉と『なにわ皇子』というユニットを結成。弟的な存在ながらも、完全無欠のアイドルスマイルが武器の“プロアイドル”でした」
女子中高生が大西のトリコになるもうひとつの理由は、美容。コスメの研究や実践は筋金入りで、ジャニーズタレント屈指の美容オタクなのだ。情報のキャッチが早く、成分にも詳しいため、番組で共演したアンミカさえ舌を巻いた。
昨年は、かねてからの念願だった化粧品ブランド「エテュセ」とのコラボレーションコスメをプロデュース。第1弾はマスカラ下地「夢中ネイビー」で、3月16日に第2弾となるアイエディション・シリーズからジェルライナーとカラーパレットが発売される。
「男子がファンデーションを塗って、まゆ毛の手入れをして、リップで艶を出すことが珍しくなくなりましたが、大西の場合は瞳を大きく見せるビューラーまでする本格派。自然な形状で、まつ毛を上げています。しかし、かつてはビューラーのゴムを替えず、まつ毛をバチッと切ってしまったこともあったとか」(前出・アイドル誌ライター)
フレッシュアイドルとしてだけではなく、なにわが生んだ美のカリスマも名乗れそうな勢い。そのうえ、“あざとかわいい”仕草も。かわいいカルチャーの伝道師になれるのも、時間の問題か。
(北村ともこ)