早くも卒業後の道筋が見えてきたのかもしれない。
日向坂46の影山優佳が、ビタミン炭酸飲料「マッチ」の新キャラクターに起用。4月17日から全12編のウェブ動画「おつかれさマッチタイムリープ」が公開される。
4月22日には公式ツイッターと公式TikTokにてメイキング動画も公開される予定。5月には22歳になる影山だが高校生の扮装もバッチリ似合っており、ファンならずとも彼女の演じる可愛らしい女子高生姿には期待の高まるところだろう。
そんなウェブ動画の公開にファンからは、さらなる高みの舞台での活躍に期待をかける声も高まっているという。
「もともと女優志望だった影山にはぜひ、NHKの朝ドラに出てほしいとの期待が高まっています。10月からの次回作『ブギウギ』では制作陣によると『これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り』が出てくるそうで、日向坂46出身の影山にはぴったり。また次々回作の『虎に翼』は日本初の女性弁護士がヒロインなので、インテリキャラとして知られる影山にはこちらの作品も合っていそうです」(エンタメ誌ライター)
3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」には、乃木坂46の山下美月がヒロインの幼馴染・望月久留実役で出演。その出番はかなり多く、良い意味で事前の予想を裏切る活躍ぶりを見せていた。
同作で長崎・五島に暮らす山中さくらを演じていた長濱ねるも坂道グループの出身。しかも日向坂46の前身にあたる「けやき坂46」で活動しており、2017年9月にけやき坂と欅坂の兼任が解除されるまで、影山と一緒に活動していた仲だ。
そういった先輩たちが切り開いた道に、影山も続くことができるのか。ドラマ好きのあいだにはアイドルの女優進出に否定的な声もあるようだが、影山はその例に当てはまらないという。
「彼女は2021年8月公開の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』に、伊井野ミコ役で出演。初映画でいきなり裏ヒロインという重要な役を担うことになりましたが、秀才かつ美少女という役割を着実にこなし、《影ちゃんだからこそできた役》と言われるほどのハマリ役となったのです。そんな影山がアイドル卒業を発表したいま、女優として再び花開くことに期待する声が大きいのも当然ではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)
それこそ「かぐや様は告らせたい」でヒロインを演じ、いまや女優として引く手あまたの橋本環奈も、もとはと言えば福岡のローカルアイドル出身だ。もはやアイドル経験は女優にとってなんら足かせとなるものではないのである。
果たして卒業後の影山は女優に軸足を移すのか。そして朝ドラへの出演はあるのか? できれば次々回作以降でヒロインオーディションに挑戦してほしいというファンも少なくないに違いないだろう。