お笑い芸人・バカリズムが6度目の優勝を飾った大喜利特番「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)だが、5月13日放送回では千原ジュニアが欠席したことから、様々な憶測が飛び交っている。
1年ぶりの開催となった同番組に参戦したのはバカリズム、ネプチューン・堀内健、麒麟・川島明、ロバート・秋山竜次、笑い飯・西田幸治ら歴代王者5人と、空気階段・水川かたまり、かもめんたる・岩崎う大、ダイアン・ユースケら初出場者が3人、そして、霜降り明星・粗品、マヂカルラブリー・野田クリスタルが加わった計10人だった。
「番組公式サイトやCMでは、“5人の歴代王者vs初出場組の3人”という構図を強調しての告知となっていました。ところが、番組ファンの間では、この歴代王者の中に前回大会の王者であるジュニアの名前がなかったことに疑問の声が続出。何しろジュニアといえば、これまでに3度の優勝を果たしている大喜利名人で、番組出演回数もバカリズムの27回に次ぎ2番目に多い23回。今大会ではそんなジュニアの連覇がかかっていたものの、なぜか5年ぶりの欠席となり、その勇姿をみることはできなかったんです」(テレビ誌ライター)
直近の10年間に開催された19大会中、17大会に出場しているジュニアの珍しい欠席─。コトここに至って、ネットでは、同大会チェアマンを務めるダウンタウン・松本人志との“不仲説”が再燃したのである。それというのも、ジュニアは昨年1月に元吉本興業のオリエンタルラジオ・中田敦彦とYouTubeにてコラボ動画をアップ。これが松本の逆鱗に触れた可能性が浮上しているからだ。
「吉本時代から松本との犬猿の仲を囁かれていた中田は、4月20日にYouTubeにアップした動画内で、『吉本芸人界隈のとある噂話を聞きました』と報告。吉本時代から仲の良い先輩、次長課長・河本準一の誕生日会に出席したところ、自身とYouTubeでコラボした大物芸人が、そのさらに上の超大物芸人から『お前なんで中田とコラボしてんねん!』と激怒されてしまったとの噂話を耳にしたというんです。もちろん、過去1年~1年半の間で、中田がYouTubeで共演した先輩芸人は、ジュニア以外にも。爆笑問題(太田光、田中裕二)や、極楽とんぼ(山本圭壱、加藤浩次)、宮迫博之、キングコングの梶原雄太、NON STYLEの石田明らがいます。ただ、芸歴33年を誇る吉本所属の大物芸人で、松本と長く親しい間柄にあり、プライベートで温泉旅行を楽しむこともあったジュニアが最有力と考える人は多いですね。ネットには『松本の心の狭さからするとあり得るな』『松本は裏切りに厳しそう』など、中田とのコラボが原因で『IPPONグランプリ』メンバーから外されてしまったのでは?と見る向きがあるようです」(テレビ誌ライター)
もちろん噂の域を出ないものではあるが、バカリズムとジュニアのハイレベルな大喜利バトルは同大会の大きな魅力の一つだっただけに、次回以降の出場には期待したいところだ。
(石見剣)