6月2日に公開予定の映画「渇水」。今作は孤独を抱えた主人公の水道職員が給水制限の夏に向き合った、停水執行という業務にまつわる人間模様が描かれるヒューマンストーリーだ。
「主演の生田斗真が扮するのは、料金滞納家庭の水道を停めて回る水道局員・岩切俊作。家族との関係もうまくいかず、心が渇く日々を送っていますが、そんな中、父が蒸発して母(門脇麦)も帰ってこず、2人きりで取り残された姉妹に遭遇し、困窮家庭のライフラインである水を止めるか否かで岩切の苦悩が描き出されて…といった物語です」(芸能ライター)
5月11日に行われた完成披露舞台挨拶で、生田は撮影時のエピソードとして「撮影中ずっと雨。その原因が生田斗真なんじゃないかって、さっき(舞台の)ソデでみんなに詰められて」と自身が“雨男”であることを告白した。
「さらに生田は『どうしよう。(映画の)公開が6月2日。雨降るぞ。気をつけろ』と語り会場の笑いを誘いました。また、高橋正弥監督は『(雨で)撮影中止も何回かあった中、(出演者たちが)てるてる坊主を作ってくれました』とコメント。生田は『いや~ごめんね。雨男パワーがゴリゴリ勝っちゃって』と言い、会場からは笑いが起きていました」(女性誌記者)
2018年に主演した映画「友罪」の完成披露試写会では、W主演した永山瑛太(当時は「瑛太」名義)に「撮影時、結構雨が降った。晴れのシーンなのに曇りになったり“これはたぶん、生田斗真、雨男だな”と思った。今日も雨が降っていますし」と言われたことも。同作品の瀬々敬久監督も「(天気が悪く撮影を)延ばしたんですが、また次も天気が悪くて。助監督から『今日撮らないとヤバいです』と言われ、撮りました。生田くんのせいだと気がついて、今日はよかった」と語り、生田が「やめてください!風評被害ですよ」と訴えるひと幕も。
そして、実は妻で女優の清野菜名とも偶然の“雨つながり”があった。2人は15年放送のドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(TBS系)での共演を機に交際に発展。20年6月に結婚したが、
「清野は16年公開の映画『雨女』で主人公の理佳を演じました。この映画は、雨の日のたびに不可解な夢を見る主人公の恐怖を描いた物語。初日舞台挨拶では清野が撮影でのエピソードとして『撮影中、何度もカメラが止まるトラブルがあったんです』と、不思議体験を語っていましたね」(前出・芸能ライター)
“雨男”の生田と映画「雨女」で主演を務めた清野が後に結ばれるとは、やはり2人は深い縁があった?
(窪田史朗)