6月15日深夜に法律違反の薬物を巡る取締法違反容疑で逮捕された、俳優の永山絢斗容疑者。今年4月頃に東京・目黒区自由が丘の自宅マンションで乾燥大麻を所持した疑い。また今年1月には情報提供があり、警視庁薬物銃器対策課が捜査を進めていたという。永山容疑者は6月30日公開の北村匠海主演映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編‐決戦‐」で人気の高いメインキャラの1人である馬地圭介を演じているため、公開を危ぶむ声が噴出している。北村は2020年10月に公開された主演映画「とんかつDJアゲ太郎」も、19年に撮影し20年6月公開予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で10月に公開延期。さらに同年9月には出演者の1人だった伊勢谷友介が、今回の永山容疑者と同じ薬物を巡る取締法違反容疑(所持)で現行犯逮捕、起訴された(同年12月に懲役1年執行猶予3年の判決)。その上、公開2日前には別の出演者である伊藤健太郎が都内の路上でひき逃げ事件を起こし、公開日前日に道交法違反容疑で逮捕される(東京地検が2021年3月に不起訴処分)という悲劇に見舞われたのだ。
「しかし『とんかつDJアゲ太郎』はそのまま公開。北村は初日舞台あいさつで、この映画を公開できるのか不安だったことを明かしつつも『僕はかわいそうなヤツじゃない。幸せ者です』と涙で声を詰まらせながら心情を吐露。その気丈な姿は多くの人々の胸を打ちました。そのためネット上には『また北村主演映画の共演者が公開直前に逮捕。不憫すぎる』『いくらなんでも北村匠海がかわいそう』『さすがの北村も逮捕者3人目ともなれば、自分のことを幸せ者とは言えないでしょう』など、北村に対する同情の声が後を絶ちません」(芸能ライター)
作品に罪はないのだから、無事に「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編‐決戦‐」が公開されることを祈る。