10月8日、代々木第一体育館でファッション&音楽イベント「GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER」が行われた。
人気モデルのランウェイ姿や乃木坂46や欅坂46のライブステージ、さらにはシークレットゲストとしてベッキーが登場するなど、見どころが盛りだくさん。これには来場者たちもさぞかし満足していた…と思いきや、実はそうでもなかったようだ。
「イベントの演目や出演者たちに不満の声があがったわけではありません。要は一部の迷惑行為で不快な思いをした来場者が多かったようです」(女性誌記者)
その元凶となってしまったのが、乃木坂46や欅坂46のファン。彼らがこのイベントをまるで彼女たちの単独ライブと勘違いしたかのように盛り上がってしまったのが原因だ。
「マナーの悪さが目立ってしまったようですね。特に欅坂のライブ中、アリーナのスタンディングエリアではファン同士が体をぶつけあう“モッシュ”という現象が起こり、それに女性来場者まで巻き込まれて迷惑を被ったという声が聞かれました。泣き出す女性の姿も見られ、最終的には担架まで登場したという報告まであります」(エンタメ誌記者)
ツイッター上には来場者たちが感想をあげているが、「いつからガールズアワードがアイドルファンメインのイベントになったの?」「ファンの民度が低すぎる」など、乃木坂・欅坂ファンに対してのクレームが多数見られた。
「乃木坂、欅坂ファンの多くは決してマナーが悪くはありません。しかしファンが増える一方で、一部に暴徒のような厄介な連中も増えてきたのです。8月6日にお台場で行われた『TOKYO IDOL FESTIVAL』の欅坂のライブでも、スタッフの指示を無視してバリケードを強制突破する連中が出ました。乃木坂のメンバーもライブマナーにおける注意をファン向けのモバイルメールで訴えるほどで、多くのファンもタレント自身も手を焼いている問題です」(アイドル誌記者)
このままではファン全体、つきつめれば坂道アイドル全体が暴徒の“仲間”だと世間に思われかねない。緊急の対策が必要のようだ。
(本多ヒロシ)