500gに624gに450g。3種類買っただけなのに「1.5kg超え」なのがコストコのスナック。アメリカの人って、これを映画見ながら一袋食べ切っちゃうの? もしかして1人1袋なの? と思わず“アメリカ人、ポテチ永遠に食べられる説”が頭に浮かぶ、ボリュームたっぷりなスナックたちを食べ比べてみました。
まずは「BLUE CORN MAIS BLEU」1128円(写真左)。袋の裏には「有機トルティーヤチップス」と書かれていて、原材料は有機ブルーコーン、有機食塩油脂、食塩となっています。有機栽培のブルーコーンという品種のとうもろこしで作ったトルティーヤチップス。原産国はアメリカです。
ブルーコーンとはその名の通り紺色のとうもろこし。だからなのか、トルティーヤになると、紺色というより濃い紫色、という感じですが、見た目のインパクトを裏切る素朴なおいしさ。シーズニングやガーリックなどパンチの効いたものが入ってないせいか、とうもろこしのおいしさをギュッと閉じ込めました! みたいなおいしさです。ボリュームは624gもあるけれど、気がついたら完食していた、みたいなことになりそう。サルサソースとか、クリームチーズにつけて食べるのもいいなぁ。色はすごいけれど、素材の持つ旨みを生かしたトルティーヤチップスです。
そして「BRETS ローストチキン」998円(写真右)。パッケージにチキンの丸焼きの写真がある通り、ローストチキン味のギザギザポテチ。原材料はジャガイモ、植物油脂、ローストチキンシーズニングなど。500g、原産国はフランスです。
このポテチ、ローストチキンシーズニングやチキンパウダーが入っているんだけれど、チキン感は弱め。そして香ばしさがなぜかお煎餅を感じる味わい。ローストチキンシーズニングの中に米粉が入っているから? フランス生まれのポテチなのに、なんかお茶に合いそうな味わいです。和を感じるフランスのポテチ。
そして、3つの中で一番インパクトが強かったのが「ポテトウェッジ ガーリック」1148円(写真中央)。パッケージ写真にあるように、スライスしたポテトではなく、ポテトフライのような塊ポテトスナック。原材料はジャガイモ、植物油脂、シーズニング(ガーリックパウダー・オニオンパウダー)など。450g入りで原産国はオーストラリアです。
袋のサイズとしては3つの中で一番少ないのに、ずっしり感がある上、食べてみると、ガツっとガーリック、そして旨味や酸味などがドドドーっと押し寄せてくる感じ。なんか強い。ものすごく強い。スライスじゃなく塊だからなのか、いろんな味の層が一気に襲ってくる、背徳感マシマシのおいしさです。ハマる人はどハマりする、ジャンク感満載。
なのでこの3つのスナックを楽しむ時、それはW杯の観戦時!今年は8月にバスケのW杯、9月にラグビーのW杯が開催されます。バスケのW杯にはアメリカ、フランス、オーストラリアが、ラグビーのW杯にはフランス、オーストラリアが出場するので、試合観戦しながらその国のスナックを楽しむ!もし入手できれば、アメリカのボトルビールとか、フランスやNZのワインなどと一緒に味わうのも良し!
ちなみにバスケのW杯では日本とオーストラリアはグループEで一緒。ということは「ポテトウェッジ ガーリック」と、日本のポテトチップスを食べ比べつつ観戦するのもアリ?それぞれの個性を感じるコストコのスナック3種、スポーツ観戦のお供におすすめですよ!
(ロドリゴいしざわ)