特番のお祭り気分が“芸人のサガ”に火をつけてしまったか。お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が自らの“不倫”を堂々宣言し、注目を集めている。
“事件”が起きたのは、7月22日から23日にかけ放送された特番「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)の深夜企画「真夜中の鬼レンチャン」でのことだ。これは、JITTERIN’JINNの名曲「あなたが私にくれたもの」のメロディーに合わせて、各芸人が出されたお題に正直に答えなければならないというもの。
よりインパクトのある回答でその場を盛り上げるようプレッシャーをかけられる中、最初のお題は「墓まで持ってく隠しごと」となった。これに津田は「銀座のホステス、付き合ってるぅ~」と答えるまさかの不倫宣言で、スタジオが騒然。あまりの生々しい内容に審判役を務めた麒麟・川島明がストップをかけ、津田に本当かどうかを尋ねるも、津田は回答直後から右手を振りながら「嘘!嘘!嘘!」と叫んで回っていた。
改めて、審判の川島や千鳥・ノブらから詰め寄られ、「(ホステス不倫が)嘘なら(企画としては)アウト。本当ならセーフ。どっち?」と聞かれた津田は苦悶の表情で「ほんと…」と断言し、「今日だけはセーフにして」と懇願。スタジオに爆笑が響き渡る中、津田とプライベートで親しい千鳥・大悟が「新地(大阪の北新地)もやんな?」と新たな火種を投下すると、津田は「すぐ言う~!」と大慌て。結果的に2件の火遊びが暴露され、川島からは「(1つのプレイでアウトを2つ取る野球用語の)ゲッツー? ゲッツー?」とジャッジされていた。
「より過激な“隠しごと”をブっ込むことで爆笑を取りたいとの想いが勝ったのか、最終的には2つの不倫疑惑が浮上することになった形です。昨今では、女優・広末涼子や、アンジャッシュ・渡部建などの事例を見ても、不倫は即アウトの“大罪”なわけですが、みずからこれを“宣言”した津田にはSNSから『やっぱり夜中の生放送は最高』『自ら不倫を暴露してるの面白すぎて腹痛い』など、面白がる反応が多く並んでいました。芸人特有の“盛った話”として、あまり問題視されなかったのかもしれません。ただ、津田は最後に『なんでこんな事言うてんねんやろう!』と頭を掻きむしりながら本気の後悔をしているように見えましたが…」(テレビ誌ライター)
なお、放送中は「銀座のホステス」がトレンド入りする事態にも発展。その後、津田はツイッターから〈みなさんまじで冗談ですよ。んなわけないですよ〉と釈明してはいるが。
(木村慎吾)