テレビやラジオで「ジャニーさん万歳!」と叫んで世間をドン引きさせた田原俊彦が6月21日、79枚目のシングル「ダンディライオン」を発売した。25日に行われた「リリースパーティ2023」の記者会見でも「ジャニーさんにはエンタメの1から10まで叩き込まれて、ボクの50%はジャニーさんでできている。(事務所を)辞めて30年経つから30%くらいか」と発言。過去、数多くの女性スキャンダルから身を守ってもらっただけに、性加害問題が世間を騒がせている今でも思いは変わらないようだが…。(6月20日配信)
歌手でタレントの田原俊彦が6月17日、自身のYouTubeチャンネル「田原トシちゃんねる!」を更新。1980年代のアイドルをベストナインに見立てる企画の中、かつて田原と恋仲と噂された女性アイドルの名前が挙がり、ネットで「神回」と大盛り上がりを見せている。
挙がったアイドル名は、山口百恵、松田聖子、キャンディーズ、ピンク・レディー、石野真子、中森明菜、小泉今日子、南野陽子といった錚々たる面々。それに加えて9組目に登場した名前が、中山美穂だ。
「中山は80年代、浅香唯、工藤静香、南野陽子らとともに『アイドル四天王』と呼ばれてお茶の間の人気を博しました。田原は中山のネームプレートを発見するなり『これはマズイね』とスタッフの笑いを誘うと、『本当に可愛かったです。本当にいい子でした。何度となく迎えに行って、何度となく写真に撮られて』と感慨深げに吐露したんです」(ネットライター)
田原、中山といえば、89年に半同棲状態がスクープされ、2年後の91年には2人でハワイ旅行にいったことがまたしても報じられ、世間を騒がせたのは今も記憶に新しいところだ。
「中山の事務所は、“業界のドン”と称される周防郁雄氏が社長を務めるバーニングプロダクションの傘下・ビッグアップル。売り出し中の若手タレントのたび重なるスキャンダルに事務所も困惑していたでしょうね。田原が所属していたジャニーズ事務所も、さすがに当時は周防氏に頭が上がらなかったのではないでしょうか。奔放な性格が災いしたのか結局、94年、田原は『オレはビッグ』発言もあってジャニーズ事務所を退所したわけですが」(芸能関係者)
前社長・ジャニー喜多川氏(故人)の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所。このタイミングでかつてのスキャンダルを持ち出す田原の深意が気になってしまう。
(所ひで/YouTubeライター)