そもそもアナウンサーには向いていなかったのか… 元TBSアナの国山ハセンが出演した「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)で、2022年末に同局を退社したキッカケについて語っているが、これに批判の声が続々と寄せられている。
13年4月にTBSへ入社したハセンは、早くから多くのレギュラー番組を抱え、周囲からは羨望の眼差しもあったというが、同番組の7月17日放送回に出演した本人が言うには、「原稿読みの枠からはみ出るのはあまり許されないとか、自分で意思決定できないというところ」にモヤモヤした想いがあったという。
また、多忙な日々を過ごしながらも「そんなに給料上がらないな」と不満が溜まり始め、5年ほど前から退社を意識するように。決定的な出来事となったのが、かねてより目標としていた情報番組「グッとラック!」でMC就任が決まった1年半後の同番組の終了だったとか。ハセンによると、これから頑張ろうと気合いを入れていた矢先の出来事で、「絶望、失望、悔しさ。辞めてやろうみたいな。初めてあんまり会社に行かないというか、時たま会社に行く感じになったので」と退社を決意するに至った。
「ハセンは当初、アナウンサーという仕事を通じて『自分の言葉で表現できること』に期待を寄せるも、実際には原稿以外の言葉を入れることは許されず、そこにギャップを感じてしまったといいます。ただ、少なくとも日本のテレビ局におけるアナウンサーの位置付けはあくまで社員。また、絶望感にさいなまれたハセンが出社すらも消極的になってしまったかのような表現もあったことから、ネットには『アナウンサーという仕事を勘違いしてる』『会社行かないってなんだよ、って世の経営者たちは思うだろう』『自分を過大評価してるよね』『局側としては辞めていただいてよかったと思う。感謝の気持ちもない』などと苦言が目立っています」(テレビ誌ライター)
現在のハセンはビジネス映像メディア「PIVOT株式会社」にて勤務する傍ら、芸能活動にも励んでいる。自己表現への欲求はタレントとして発散していくことになるのかもしれない。
(木村慎吾)