フリーアナウンサーの新井恵理那がYouTubeチャンネルを更新。電車内における妊婦に対する他の乗客たちの思いやりのなさに落胆したことを語ると、思いのほか炎上しているという。
4月に結婚と第1子の妊娠を報告した新井は、子育ての先輩でもある女性の友人とのトーク動画を7月28日付でアップ。
まず、友人から妊婦になった心境を聞かれると「見えてきたことはいろいろあるかも、いい面だといろんな人に『おめでとう』って言ってもらったりだとか、これから先のいろいろなことを想像すると楽しみだなっていうふうに思う」と、ポジティブな意見。
しかし、やはりネガティブな面もあったようで、「電車の中とかもみんなスマホばっかり見てるし、周りをあえて見ないようにしてるんじゃないかっていう感じとかはやっぱあって…」「私もだけど、ほかの妊婦さんが立ちっぱなしなのを見て、周りの人は周りを全然見ていないし、気づかないようにしてるっていうのが結構ショックというか…」と、電車内で自身を含め妊婦たちが席を譲ってもらえない場面をよく見かけると明かし、その現状にショックを受けたと告白。
続けて「(妊娠)前はそんなに気にしなかった…っていうか、見えてなかったんだけど、自分もね、たぶん」と、自身もかつては配慮に欠けていたことを前置きしたうえで「席が空いた時は『空いてますよ』とか、代わったりとかそういう動きを率先してやるようになった」と、妊婦の大変さを経験したこと自身の振る舞いを改めるきっかけにもなったとも説明した。
「新井さんは立っていると脚がむくむなど、そうした辛さも吐露されていました。そんな新井さんの電車内での見解に関してはもちろん賛同する人もいましたが、反論も少なくない印象でした。本人も意外だったかもしれませんが、特に批判を受けたのは『あえて周りを見ないようにしている』という断言。これには『気づかないことはあってもそれはない』という反論がかなり聞かれましたね。しかも、新井さん自身が妊娠前は妊婦に配慮していなかったというわけですから、自身にそれが返ってきただけの自業自得といった声や、過去の自分を棚に上げてどの口が?という声が多かったようですね」(女性誌ライター)
昨年11月には、女子バレーボール元日本代表の大山加奈が双子用のベビーカーで都営バスに乗ろうとしたところ、1台目は扉を開けてもらえずそのまま素通りされたことを報告。2台目には乗車できたけれど、乗務員に手伝ってもらえなかったことをSNSで報告して炎上している。その時の批判の多くは「手伝ってもらう前提で行動するな」というものだったとか。
確かに電車内でスマホだけ見て周囲を見ていない乗客の多さは、観光で来日した外国人が驚くほど。そのせいか、妊婦が付けるマタニティマークが役に立っていないという苦言はよく聞かれる。それでも今回は、独身時代に「配慮していなかった」ことが強調されてしまい、新井の意見に、もう一つ説得力がなかったようだ。
(山田ここ)