人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁との意外な繋がりを明かしたのは、お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍だ。8月7日放送「DayDay.」(日本テレビ系)で、20年にも及ぶ交友のキッカケを説明している。
長谷川によると、北川との出会いは、まだ芸人としてデビューする前の素人時代で、「ボクがこの世界入る前ぐらいからの付き合いで、出会いはボクのバイト先にお客さんとして来て。その時、ボクはバスケットボールをやってたんで、ジャージを着てたんですよ。で、(北川から)『バスケやるの?』『今度バスケチーム作るから一緒にやろうよ』って言われて」と振り返った。
後日、実際に北川から長谷川に連絡があり、「そこからの仲です。何年か前まで、毎年正月の1日、2日は悠仁くんの家にいました」とのことだから、かなりの親密ぶりであることを窺わせる。ただ、長谷川のバイト先での“意外な交友関係”はこれだけに留まらないというのだ。
「2021年12月放送の『うわっ!ダマされた大賞』(日テレ系)では、元プロ野球選手で、日本ハムの新庄剛志監督がゲスト出演したんですが、現役時代に披露したスパイダーマンの被り物パフォーマンスが、番組に出演していた長谷川のアイデアだったと告白。何でも04年に新庄が、長谷川がバイトをしていた飲食店を訪れ、子供たちを喜ばせる演出のネタ切れに悩んでいることを長谷川に相談。長谷川は『ちょうどその時、1番最初のサム・ライミ監督の映画スパイダーマンが公開していて、好きだった』として、『投げた後にスパイダーマン(のパフォーマンス)をやるのはどうですか?』と提案したところ、新庄が、『いいね、それやるわ!』となったんだそうです。長谷川は『本当にやってくださって』と感激して新庄も『速攻で(衣装を)探して。あっという間に子供たちもマネしてくれた』と喜んでいました」(テレビ誌ライター)
北川との出会いが03年で、翌年には新庄にスパイダーマンのパフォーマンスを提案する“引きの強さ”を発揮した長谷川。芸人としてのキャリアをスタートさせたのは06年だが、その時点ではすでに、大物との交流エピソードを2つも備えていたのである。
(木村慎吾)