来年1月21日公開の映画「沈黙─サイレンス─」でハリウッドデビューを飾る窪塚洋介。10月19日に都内で行われた記者会見では「決まった時はまさにキツネにつままれるというか。ドッキリなんじゃないかと思っていて、撮影を終えて今ここに来てやっと現実なのかもなという感じになってきた」と胸中を明かした。
この映画は「タクシードライバー」などで知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督によるもの。日本人俳優は窪塚のほかに浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、加瀬亮、小松菜奈、笈田ヨシらが出演する。
「窪塚は98年放送のドラマ『GTO』(フジテレビ系)で人気に火が点き、3年後の01年には映画『GO』で在日韓国人高校生を演じて日本アカデミー賞の新人俳優賞と最優秀主演男優賞を受賞し、今後が期待されていました。しかし、04年6月、自宅9階からの転落事故により“芸能界を干された”と言われていました。しかし、事故後も邦画にはコンスタントに出演していたんです。園子温監督をはじめ鶴橋康夫監督や阪本順治監督も窪塚を俳優として買っていますからね。ハリウッドデビューで箔を付けた窪塚は、来年春頃からテレビ出演も再開すると思いますよ」(映画製作関係者)
今作で役者として再注目されることに期待したい。