菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)の第2話が放送され、平均視聴率は9.6%とほぼ横ばい状態をキープした。
物語は、菅野演じる高野亜紀が一家でタワーマンションに越してきたことから始まる。そこで亜紀は、マンション内の居住階数差別に驚愕しながらも、何とか高層階ママたちと仲良くしようと努力する。また、亜紀には隠したい過去があるのだが、当時を知る幼なじみが近所の体操教室の先生で、ボスママのお気に入り。それが原因でボスママから目をつけられてしまう。
そんな亜紀を陰から支えたのは、松嶋菜々子演じる佐々木弓子だったが、2話のラストでは裏切り者の顔を見せる。そんな驚きの展開に視聴者からは「亜紀がかわいそうすぎて苦しくて辛い」「弓子、怖すぎ」「後味悪いドラマだ」「不快感しか残らない」「怖すぎて、来週からは観ないかも‥‥」などの反響が寄せられた。
菅野を上回る存在感を放っている松嶋の演技を、芸能ジャーナリストはこう評価する。
「メガヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、決して笑顔を見せない不気味な家政婦を演じた松嶋ですが、『砂の塔~』では独身セレブ役。洗練されたファッションに身を包み優しい微笑みを見せる裏で残酷な行為に及ぶ姿は、“ミタより怖い”と評判です。松嶋のヒールアクトレスとしての存在感がすごいですね」
あまりの怖さに視聴者もドン引きというこのドラマだが‥‥松嶋の渾身の悪役ぶりは新境地を開くかもしれない。