あなたはカップラーメンのスープを飲み切れなかったとき、どうしていますか? 多くの人が、キッチンのシンクの流しにそのまま捨てているのではないでしょうか。でも、ネット上では「流してはいけない」という情報が広がっているようです。なぜラーメンのスープをシンクに捨ててはいけないのでしょうか?
その大きな理由は、油や塩分が排水溝の詰まりや臭いの原因になるためです。とくに、ラーメンには冷えると固まるラードが使われていることが多いため、熱いまま流した後に冷えると固まってしまうのです。しかも、排水管にダメージを与えてしまう可能性もあります。では、残ったスープって、いったいどうすればいいのでしょうか?
実際に行っている人の声として、「スープを布やキッチンペーパーに吸わせてから可燃ごみとして捨てる」「吸水性ポリマーを使って固めて可燃ごみとして捨てる」という方法の他、「飲み切る」という方法があるようです。
また、「ラーメンの残ったスープは他の料理にアレンジする」というアイデアも。例えば、中華スープにしたり、野菜炒めに使ったりもできますね。
「流しに捨てていた」という人は、一度、市販のパイプクリーナーを使ってお掃除してみるとよいでしょう。もし詰まりが発生したら後の処理が大変ですから、できるだけ早めに手を打っておきましょう。