年内いっぱいでの解散がいよいよ近づいてきたSMAP。だが、テレビ業界ではすでに解散後の彼らをどう扱うかということに頭を悩ませているようだ。
中でも、今回の解散騒動で一番心を痛めていると言われている香取慎吾をどう盛り立てていけるか。というのも、テレビ関係者の中にはかねてより香取を応援する人が意外や多いのだという。
「香取は2014年放送の『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)以来、主演ドラマで1桁台の視聴率が続き“低視聴率男”と言われていますが、同局の『人にやさしく』や『西遊記』では20%以上の数字を取っています。つまり、俳優としてのポテンシャルは決して低くない。そんなことから局内では、香取の主演ドラマでソロ活動をバックアップしたいと考えるスタッフもいるようです」(フジテレビ関係者)
芸能ジャーナリストも「業界で香取を心配している声は聞く」という。
「解散が決定してからの香取は、引退をほのめかしたり“自死”という言葉を口にしたりと、精神状態が心配されています。本来の彼は、明るく誰からも好かれる好青年。そんな彼をこのまま引退させまいと、解散後の仕事について考えている業界人はいます」
これまで香取と苦楽をともにして互いに信頼を築いてきた仲間たちが、こうして陰ながら支えようとしている姿を知れば、傷心の香取の傷も癒えていくかもしれない。