10月22日、16~17年のフィギュアスケートGPシリーズアメリカ大会が開催され、女子シングルで期待された浅田真央は6位に終わり、ファンから心配の声があがっている。
「GPシリーズに先立って格下の大会であるフィンランディア杯でも2位となり、不安視する声がありました。膝痛があったためとの情報もありましたが、浅田選手のことですからアメリカ大会にはうまく調整してくるだろうと思われていました。後半に演技でミスが目立ちましたが、原因はやはり膝痛による練習不足のためのスタミナ切れです」(スポーツライター)
とはいっても、アメリカ大会はGPシリーズの初戦。今後の大会で挽回できれば問題ないはずだ。しかし、今回の“6位”が後になって影響することも。
「GPシリーズに出場する選手たちは、シリーズ上位6名で競われるGPファイナルの出場を目指しています。この出場資格は順位を得点化した総合得点の上位順になり、当確ラインは22~23点になることが多いんです。浅田選手がアメリカ大会で獲得したのは5ポイント。次の大会で1位になったとしても獲得できるのは15ポイントですから、出場は微妙ですね。もちろん、順位の組み合わせによりますからあきらめる必要はないのですが」(スポーツ紙記者)
次の大会では何としても1位獲得が必要となる浅田選手。いよいよトリプルアクセル解禁で最高の演技が期待される一方で、無理は控えてほしいと願うファンも少なくない。果たしてどんなスケートを見せてくれるのか。