いつか娘が検索したら…。ネット上に残り続ける自身の記事や動画について、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が心配をしているという。
モデルの「みちょぱ」こと池田美優と、ネット上で半永久的に消えることがない「デジタルタトゥー」について話し合ったのは、尾形がゲスト出演したラジオ番組「#みちょパラ」(ニッポン放送)の9月3日放送回でのこと。みちょぱが、芸人の“面白おかしく話すエピソード”もすぐにネットニュースになってしまい、その後も残り続ける実態を指摘。すると、尾形は「芸人って“盛る”から、ほぼウソなのよ。だから、ちゃんと信用しないで」と語った。
その“代表例”として、みちょぱはネットで“尾形が恋人の財布から勝手にお金を抜いてギャンブルを楽しんでいた”との記事を検索。ところがこれは2014年12月放送の番組で、本人の口から語られ、尾形も「これは若手で、本当にお金がない時に…」と釈明し始めたのだ。
「これは本当なんだ」と驚くみちょぱに対し、尾形は当時の交際相手が夜の店で働く「すごくイイ子」だったと振り返り「お金持ってたから、別にないところから取ってたわけじゃないから」と苦しい弁明。みちょぱからは「盛って面白くするならわかりますけど、全然笑えないエピソードじゃないですか」と突っ込まれている。
さらに16年7月に艶系女優・三上悠亜らと共演した「スカパー!水泳大会」(BSスカパー!)では、尾形が水着姿の女優の下半身に顔を埋めるといった“暴走行為”が話題となり、現在もSNSなどでその動画が拡散されている。
これにも尾形は「仕事としてね、そういう番組だから」と、あくまで“頼まれごと”だと主張するも「『パンサー尾形』で検索するとそれがいまだに上位のほうに出てくるのよ」と嘆いた。続けて、「娘が(いつか)調べた時にそれが出てこないようにしたい。12歳くらいになったら調べるでしょ?今5歳だから、今はもっと芸人を頑張って、それを(検索結果の)下位にさせるというモチベーションで仕事してる」と意気込んでいた。
「ただ、最後には『でもこれを話したことによって、また上に来ちゃうじゃん…どうしてくれんの』とオチをつけ、話を締めていました。これら一連の尾形の“嘆き節”には世間から『娘さんも時が経てばお父さんのお仕事の大変さを理解してくれる時が来ると思いますよ』との反響や、貪欲な芸人魂を讃える声も寄せられています」(テレビ誌ライター)
娘がネット検索し始めるまで残された時間は約7年。芸人としての伝説を作り続け“恥ずかしいタトゥー”が目に触れないようにできるか。
(木村慎吾)