「放送作家の大先輩にあたる方なので、敬意をもって、こう評したいと思います。こういう発言をテレビで平然とできるからこそ、コメンテーターとしてのニーズがあるわけです。心から尊敬します」
元放送作家の長谷川良品氏が9月11日、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』を更新。放送作家としての先輩であり、ジャニーズ取材歴43年の芸能コラムニスト・山田美保子氏の、9月10日放送の情報ワイドショー番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)出演時のコメントに痛烈な皮肉を放った。
山田氏のコメントとは「正直なことを言って、みなさんと一緒なんですけど、噂レベルでは知っていた。でも、こんなに何年も続いていたとか、こんなに被害者の数が多いとは本当に知りませんでした」というものだった。
「長谷川氏は、芸能人の不倫や熱愛の噂には自分が正義という調子で話をするが、ジャニーズの問題は噂レベルというのは明らかな保身ではないかというネット上の呆れ声を紹介。さらに、山田氏のテレビでの肩書きは『ジャニーズ取材歴43年』と紹介されるが、権利関係にうるさいジャニーズ事務所が容認してきたことを考えると、『いったいなぜ? どいうことなの?とまあ邪推してしまいます。つまり、とにかく、尊敬しています』とコメントしたのです」(ネットライター)
TBSの安住紳一郎アナは、9月7日に放送された報道・情報番組「情報7daysニュースキャスター」で、「たとえ話になってしまいますが、私自身、簡単なインタビューでも、このことを聞かないでほしい、触れないでほしいと事前に言われることもあり、もし約束を守らなければ、次からはこちらの依頼に答えてくれない、そういう損得勘定で仕事をしている部分はあります」とコメント。これまでタブーとされた内容に踏み込み、株を上げている。
テレビ有名人のジャニーズの性加害問題を巡る発言にも、ますます厳しい視線が注がれていきそうだ。
(所ひで/YouTubeライター)