TBSの宇内梨沙アナが、自らのアメリカ入国審査体験について明かした。
宇内アナは自身のX(ツイッター)にて9月12日、「私もこの間、サンフランシスコからアメリカに入国したけれど、質問が結構多くて、これまで経験した入国審査で一番厳しかったと感じました」と投稿。夏休みをカリフォルニア州のヨセミテ国立公園などで過ごしていたが、その裏に潜むエピソードを明かす形となった。
わざわざ宇内アナが自身の体験を明かしたのは、日本人女性がアメリカで入国を拒否され、強制送還されるケースが増えていることが背景にある。
9月上旬にはインスタグラマーがハワイで入国拒否されたことを明かし、ネットニュースでも報じられることに。9月12日には報道番組でも入国拒否問題について取り上げていた。
「アメリカの入国審査で、一人旅の若い女性が厳しい対応を受けることは昔からの常識。時には服をすべて脱がして身体検査することもあるほどです。厳しさの理由はいくつかありますが、その内容がここ数年、以前と変わってきていると噂されています」(アメリカ在住歴のあるトラベルライター)
アメリカ入国審査では以前から不法就労と国際結婚への対策が重要な役割とされてきた。不法就労に関しては、入国希望者がどんな仕事をしているのかが重視される。アメリカ側から見た場合「その女性が日本に帰るべき理由があるかどうか」の判断材料になるからだ。
その点、大手テレビ局の正社員という宇内アナの肩書きは大きな説得力を持っており、普通なら入国審査もスムーズに進むもの。しかし今回ばかりは彼女にも厳しい質問がぶつけられ、強制送還の危機を感じていたことだろう。
一方の国際結婚に関しても、よもや局アナの宇内アナがアメリカ人と結婚して、アメリカ国内に居つくことは考えられないはず。それにも関わらず彼女が厳しい質問を受けたのはなぜなのか。その背景には「宇内アナが美人すぎる」ことがあるというのだ。
ひとつには入国拒否問題を巡る報道でも指摘されているように、日本人女性がアメリカで性風俗に従事し、短期間の滞在で荒稼ぎするケースが増加していること。実際のところ昭和の時代から、ハワイや西海岸を中心に「日本人女性います」をウリにしたクラブは賑わいを見せていた。
それが令和の現在ではネットを通じての女性集めが容易にできるようになったこともあり、アメリカ側も警戒を強めているという。日本人にしてみれば宇内アナがそんな仕事をすることなど絶対にありえないのだが、日本のテレビ事情を知らない米入国管理官にしてみれば、日本人の若い女性という意味では同じなのである。
「もう一つはインスタグラマーがリゾートホテル滞在中の華美な写真を撮影したり、生配信することで稼ぐことへの対策です。宇内アナのような、アメリカ人から見ても明らかな美人が一人で旅行に来て『ヨセミテに行く』と言おうものなら、そこで生配信して稼ぐつもりではないかと怪しまれるのも無理はありません」(前出・トラベルライター)
インスタグラマーにしてみれば「写真を撮るだけであり、アメリカ国内で仕事はしない」と主張したいところだろう。だがそれは、アメリカ国内での写真集撮影やテレビ番組収録でも同じこと。海外ロケでは本来、当局への事前申請が必要であり、出版社やテレビ局ではちゃんとその手続きを行っているのである。
「単なる記念写真を撮るのとは異なり、稼ぐための写真を撮ることは営利行為とみなされます。ほとんどのインスタグラマーにはその認識がないため、『私はインスタグラマーで、ホテルのプールで写真を撮るために来た』と自分から白状してしまうのです。それで入国拒否されるのは正直なところ、自業自得と言わざるを得ないでしょう」(前出・トラベルライター)
美人の一人旅には今後も、アメリカの入国審査で厳しい質問が浴びせられることだろう。