世界約45カ国の商品を取り扱う業務スーパー。韓国、中国、タイなどアジアが多いな~と思うんですが、ヨーロッパのお菓子も結構ある。ということで、秋のティータイムに楽しみな、ビスケット系お菓子を3つ食べ比べてみました。食欲の秋でもあり、その意味では、業スーはリーズナブルでボリューミーなお菓子の宝庫かも。
まずは「MEGA CHOK」(写真上)116円fromスペイン。薄手のクッキーにチョコレートを挟んだものです。これ、いわば森永マリーにチョコジャムをはさんだ味。なのでクッキーは素朴というか優しい味わいで、そこに濃厚なチョコジャムが程よい感じでアクセントになっています。スペインのお菓子だけれど、これって日本になかったっけ?と思えるほど、スッと違和感なくおいしい。チョコレートがしつこくないから、コーヒー・紅茶・緑茶・ほうじ茶、どんなお茶にも合いそうです。そして116円という値段もお手頃。これは定番として常時店頭で販売して欲しいなぁ~。
そして、好き嫌いがはっきり分かれるかも、と思えるのが、「ストロープワッフル」246円(写真中央)fromオランダ。薄手のワッフル生地で、キャラメルシロップを挟んだものです。これがね、そのまま食べるとしっとりねっとり。口の裏にくっつく感じです。袋に書かれているおいしい食べ方を見ると、オーブントースターで温めたり、温かい飲み物の入ったカップの上に乗せて、しばらく置いておくと中のシロップがとろけてより一層おいしくいただけます、となっています。パッケージでも、カップの蓋みたいに置いてあるイラストで紹介しているので、温めるまたはあったかい飲み物との相性がいいようです。
説明通り、オーブンでちょっと温めたところ、表面のワッフルは多少サクッとして香ばしく、そしてキャラメルはよりネットリ。だからね、ヌガー好き、キャラメル好きな人にはすっごくおすすめのスイーツと言えそうです。
「タルトレット アプリコット」159円(写真下)fromフランスは、焼いたタルト生地にアプリコットフィリングをのせたもの。タルト生地、と書かれていますが、ぶっちゃけあんずジャムのせクッキー。かじるとアプリコットの甘い香りがふわっ。そしてサクッとクッキー。日本のお菓子で例えるなら、銀座ウエスト「ヴィクトリア」の、いちごジャムをあんずジャムにして、甘さとか濃厚さとかを一段ライトにした感じ。昭和の時代、どこの家にもあった、焼き菓子の詰め合わせの丸い缶に、こんな味のクッキー入っていた気がする、と一瞬思ってしまう、どこか懐かしさも感じるおいしさです。
そして、3つ全てに言えることですが、口の中の水分、結構もっていかれます。なので、お気に入りの紅茶やコーヒーなど、ドリンクを用意してから味わうのがおすすめ。そして、1枚で結構満足できるので、2~3枚続けて食べる、とかはしないかも。
これからの季節、温かい飲み物でホッとしたくなるティータイムや、頭を使いすぎて、脳が糖分を欲している~!という時におすすめのお菓子たちでした!
(ロドリゴいしざわ)