10月3日から放送予定のNHK総合の時代劇ドラマ「大奥 Season2」に、一橋家の当主・一橋治済(ひとつばしはるさだ)役で出演することが発表されている仲間由紀恵。代表作の1つに、2002年から数回にわたってシリーズ化されたドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)があり、「第1シリーズ」、「第2シリーズ」(05年)、「第3シリーズ」(08年)といずれも高視聴率を記録した。仲間が演じたのは、極道一家の娘であり、熱血教師・山田久美子。通称「ヤンクミ」旋風がお茶の間に吹き荒れ、09年の映画化では興行収入34億円を叩き出した。
「人気ドラマだけあって、たびたびネット上ではリメイクするなら、誰がヤンクミに適任か、といった話題で盛り上がります。元乃木坂46の白石麻衣や、女優・川口春奈など、当時の仲間の風貌に近く、それっぽい人物の名前が挙がるのですが、仲間が演じていたのは20代前半から中盤。白石はすでに31歳、川口も28歳です。そんな中、ここにきて『やっぱりヤンクミは仲間由紀恵でいいじゃないか』との声があがっているのです。そして、その一因が俳優・反町隆史主演のドラマ『GTO』(フジ系)が、来春にフジテレビ開局65周年記念の新作スペシャルドラマ『GTOリバイバル』として復活することが発表されたことにあるようなのです」(芸能ライター)
ドラマ「GTO」といえば平均視聴率28.5%、最高視聴率35.7%(最終回)は、1998年のドラマの最高記録。のちに映画化された学園モノのドラマで主人公の教師・鬼塚英吉が元暴走族のリーダーで、破天荒なキャラという点でも「ごくせん」と共通点は多い。ちなみに、2012年にはリメイク版ドラマとしてEXILEのAKIRAが主役の鬼塚英吉を務めましたが、初代の反町待望論が多かったのも確かだ。
反町は、自身が所属する事務所のYouTubeチャンネル「Ken Net Channel‐研音official‐」2020年9月4日配信回で、好きな漫画は「GTO!」と即答している。思いの詰まった「新GTO」に期待したい。
(所ひで/YouTubeライター)