肉だけを食べていたら、一週間で3キロ減った‥‥そんなエピソード、耳にしたことはありませんか? 果たして、なぜ肉だけ食べると痩せるのでしょうか。その理由を探ってみました。
ダイエットカウンセラーで管理栄養士の伊達友美さんは、自身も肉食で20kgものダイエットに成功した人物の一人。赤身肉を食べて痩せることを提唱しています。
なんでも赤身肉には「L-カルニチン」の量が多いため、体の中に取り入れると脂肪をエネルギーに変えるのをサポートしてくれるとか。よって、L-カルニチンを摂取すればするだけ、脂肪が燃焼しやすくなるというわけのです。
しかし、肉だけを食べていると、栄養のバランスが悪くなるだけでなく、消化にパワーが必要になるため、生の野菜などを一緒に食べて消化酵素をプラスするのがおすすめだそう。そうすることで肉が消化されやすくなり、痩せやすい体作りに役立つといいます。
しかし、肉を週2~3回食べ続けるとは、どのような食生活になるのか、ちょっと不安なところも。一日、手のひらサイズの肉を食べることが理想といわれていますが、ほぼ毎日ステーキや焼肉を焼く生活になるのも事実です。
この点、ちょっと和食に取り入れにくいところがあるのは、日本人にとっては難点ですね。肉といえばステーキ・焼き肉しか思いつかない日本人。これが続かない理由のひとつなのかもしれませんね。