着実にアンチが増え続けているようだ。霜降り明星・粗品の、大物俳優たちに対しての容赦ない言葉が物議を醸している。
さる10月26日に放送された「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)で、粗品は、VTRを観ながら、映像に登場する人物がチャレンジしたことが、「できる」「できない」を予想するカジノゲーム「夜会カジノ」に有吉チームの一員として参戦。ギャンブラーとしても知られる粗品らしく、自分たちの予想が的中した時には喜びを全開にし、予想がハズれた時には暴言じみたリアクションを取り、共演者たちの笑いを誘った。
まず、野球歴30年を数える俳優の山崎育三郎が165キロの剛速球を一発キャッチできるかというチャレンジのVTRが再生される。粗品らは「できる」にベットするも、残念ながら山崎はキャッチに失敗。
すると、スタジオでVTRを見ていた粗品は「何をしとんのや! 捕れや!」と、アキレ気味にコメント。これには進行役のブラックマヨネーズ・小杉竜一も「真剣に見るのはいいんですけど、粗品くん、『捕れや』ってやめてください。場外馬券場じゃないので、ここ!」と、たまらず注意していたが、それでも粗品は野次を続行。
さらに俳優の堤真一が先の尖ったハンマーを使って、1発で釘をキレイに丸太に打ち込めるかというチャレンジにも「できる」と予想するも、堤が失敗に終わると「何してんねん! おい! おいおいおい、(先が)太くても(釘に)当たってへんがな」と、暴言を吐き、天を仰いでいた。
最後には、俳優の浅利陽介が斜度30%の地獄坂をママチャリで足をつけずに上り切れるかというチャレンジで「できない」と予想し、こちらには見事に的中。粗品は「よしよしよし、めちゃくちゃおもろい!」と、浅利の失敗を満面の笑みで喜んでいたが、堤はもちろんのこと山崎、浅利全員が粗品よりも年齢も芸歴も上ということもあって、感情を剥き出しにした粗品のリアクションの数々に視聴者からは「粗品、ホント無理だわ」「面白い人だと思ってたけど、最近は悪口で目立ってばっかりでだんだん嫌いになってきた」「相手は芸人さんでもないんだし、一生懸命やってる人が失敗した時にそのリアクションはないわ」などといった声が多数見受けられ、不快感を露わにする人も多い。
「今年、8月には、2人組になったKing&Princeに対しても『今の状態のキンプリ誰が見るねん』などと、粗品は、暴言を吐き、ティアラ(キンプリファンの総称)から、殺害予告を含めた大量の誹謗中傷のDMがSNSに届いたそうです。なのに、その届いた誹謗中傷DMをお笑いライブの中で紹介して、その文言にツッコミを入れ、笑いを取ったりと、特段気にしている様子はなさそう。実際、10月14日に放送された特番『オールスター感謝祭 2023秋』(TBS系)でも、自分の予想していないチームに負けてほしいという理由から、トランプタワーを作るというチャレンジに挑んでいる最中の俳優の志尊淳にも『すべれ! すべれ! 前半2人は速かったのになあ』と野次を飛ばし、志尊と同じドラマで共演する小芝風花から『うるさい!』と、本気で注意されています。これにも志尊や小芝のファンは怒っていますが、粗品は放送後に自身のYouTubeチャでこの件に触れ『全然、インスタにDMでも送ってください。めちゃくちゃイジって晒すんで。お願いします』と、むしろ誹謗中傷のDMを欲していました。今回の野次も炎上を狙ってのものでしょう」(エンタメ誌ライター)
粗品に悪口芸を控える様子はないが、敵が増え続けていることは間違いなく、そのうち大事にならないか少々心配だ。
(権田力也)