2023年はインフルエンザが猛威をふるっており、冬に備えて“免疫維持”を意識している人は多いのではないでしょうか? とくに、行動制限のない久しぶりの年末年始が間近で帰省や大勢での会合も増えると予想されることから、免疫力を高めて感染リスクは減らしたいものですよね。
■免疫の低下に危惧。鍵を握るのは食事!?
キリンホールディングスが“免疫のケア”を啓発する官民連携活動『げんきな免疫プロジェクト』の一環として、医師・看護師600名を対象に「免疫の低下に対する危惧」に関するアンケートを実施したところ、今年の冬の免疫注意レベルについて、約8割が「警報」または「要注意」と回答していました。
また、約9割の医療従事者が、食事からの栄養による免疫のケアが大切と答え、とくに乳酸菌やたんぱく質、発酵食品など、免疫を意識した食品の摂取が有効だと回答していました。
■免疫対策となる食事術とは?
実際、どんな食事を心がけるとよいのでしょうか? イシハラクリニック副院長の石原新菜さんによると、免疫力維持のためにオススメの食材・栄養素は、次の4種類なんだそうです。
●免疫細胞の主原料となるたんぱく質が豊富な、鶏ささみ、鶏むね肉、鮭、大豆製品など。
●のどや鼻の粘膜を強化して乾燥を防ぎ、風邪の予防にもなるビタミンAが豊富な、にんじん、ほうれん草、レバーなど。
●免疫を調整して免疫細胞を増やし、ウイルスから体を守るビタミンDが豊富な、鮭、ぶり、さんまなど。
●腸内環境を整えて免疫細胞を活性化する乳酸菌と食物繊維が豊富な、ヨーグルト、大豆製品、きのこ、海藻など。
この他に、生姜やニンニクなど冬が旬で寒い地域で採れるもの、れんこん・ごぼう・ほうれん草など体を温めるものを積極的に取るとよいそうです。この冬は、積極的にこれらの“免疫維持食材”を取り入れて強い体を作り、元気に年末年始を過ごしたいですね。
さらに自分に合った方法を知りたいなら、キリンの同プロジェクトの一環として提供されている「全国統一免疫対策テスト」にトライしてみてもいいでしょう。Webサイト上の質問に答えるだけで、テストの点数・答えと合わせて専門家監修による解説やワンポイントアドバイスが表示されるので、日常生活で免疫機能を維持するヒントが得られますよ。