「年末は大掃除!」と意気込んでいる人もいるかもしれません。そのために、あらかじめ重点的に掃除したい場所をチェックしておきたいもの。とくにカビです。一般的に、家の中では浴室、洗面所、キッチンなどの水回りが「とくにカビが発生しやすい」といわれていますよね。でも、他にも家の中にはカビが生えやすい場所があるんです。盲点になりそうな箇所、早速みていきましょう。
■押入れ・クローゼット
押し入れやクローゼットなどの収納部分は、湿気がたまりがちな場所。うっかりしていると、洋服や布団がカビでやられてしまいます。対策としては、除湿剤や除湿シートを利用すること。クローゼットにはハンガータイプの除湿剤があるので便利ですよ。カビを見つけたら、カビ落としはもちろん、これらの対策をしてくださいね。
■寝具
マットレスや敷布団などの分厚い寝具も、盲点になりがち。寝汗や結露の吸収によって、カビが生えやすいのです。寝起きにすぐ布団をたたんだりベッドを整えたりせず、外気に触れさせましょう。こまめに干しておくとよいですね。とくに、敷布団は天気のよい日に外干ししてください。防水シーツもカビ対策に使えますよ。
■食器棚・タンス・家具の裏側
実は、食器棚やタンス、大型家具などを壁にぴったりとくっつけていると、カビが生えることもあるんです。模様替えのときにちょっと動かしてみたら、「カビがびっしり生えていた……」なんてことも。壁にくっつけず、10cmは離すとよいでしょう。大掃除のときは、必ずチェックしてくださいね。
盲点になりがちなカビが生えやすい場所を紹介しました。対策をしっかりと行い、ぜひカビを防ぎましょう。