元King & Princeで、現在は神宮寺勇太、岸優太と「Number_i」として活動する平野紫耀が、所属事務所「TOBE」代表を務める滝沢秀明氏への感謝を述べている。
来年3月14日~17日にかけて、所属アーティスト全員が出演する東京ドーム公演「to HEROes ~TOBE 1st Super Live」の開催を発表した「TOBE」。昨年末に旧ジャニーズ事務所を退社した滝沢氏が3月に立ち上げた、この新プロダクションには、元キンプリ3人のほか、元V6・三宅健や、Kis-My-Ft2を脱退した北山宏光らも集結。今最もアツい芸能界の新興勢力として注目を集めている。
そんな同社のトップである滝沢氏について、平野がドーム公演発表の取材会でその思いを口にした。「凄い器が大きくて、男気もある方。良い意味でワガママが言えるというか、僕たちがやりたいことをストレスなく、やりたいことを具現化してくれる」と、タレントへの懐の深さがあると言及。さらに「今までが楽しくなかったわけじゃないけど、より研ぎ澄まされたものをやれてるような気がしています」と、平野自身も5月まで在籍していた旧ジャニーズ時代と比較し、充実した様子を見せている。
平野といえば、旧ジャニーズを離れる最後の夜に更新したファン向けのブログで、“恩師”である故・ジャニー喜多川氏との“約束”である海外進出が叶わなかったことを「ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!!!」と表現。このフレーズにより、平野が旧ジャニーズ幹部との間に軋轢があったという見方もされていた。
「ファンも、退所したキンプリの元メンバー3人には、“やりたいことをやってほしい”という思いは同じ。今後、平野らが目標にしてきた海外進出をどのようなタイミングで実行に移すのかはまだ未定ですが、滝沢氏への絶対的な信頼を示した今回の発言には、ファンから『良かったよぉぉーー紫耀くーん(泣)』『ずっと聞きたかった言葉』『“ストレス無く“って言葉が泣ける。色々な意見交換ができる会社なんだね』などの反応が上がっています。滝沢も13歳で旧ジャニーズに入所し、20年以上のタレント経験があるからこそ、所属アーティストへのリスペクトは強いのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
「TOBE」では、平野のインスタグラムアカウントや、「Number_i」公式YouTubeチャンネルの開設など、旧ジャニーズ時代にはなかったプラットフォームでの活動も展開している。
平野にとって、滝沢社長は理想の上司ともいうべき存在になっているようだ。
(木村慎吾)