業務スーパーで見かけた「フライパンひとつで簡単パスタ 下茹で不要のパスタ入り」と書かれたパスタシリーズ。from Italyと書かれているということは、イタリア人も面倒臭い時とか時間がない時に食べているの? 気になって3種類を購入です。
「トマト&チーズパスタ」(写真左)は、ネジネジのマカロニ、フジッリ入り。原材料名はマカロニ、トマト粉末、粉チーズ、粉末油脂、ホエイパウダー、タマネギ粉末など。「4種のチーズパスタ」(写真右)は短めのスパゲッティーニと思しきパスタにモッツァレラチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、ブルーチーズそれぞれの粉末が入ったもので、「きのこのクリームパスタ」(写真中央)は穴あきのペンネにポルチーニの香り漂うソース。乾燥ポルチーニだけではなく乾燥マッシュルームも入っています。それぞれ税込214円です。
作り方は至ってシンプル。フライパンに500mlの水を入れて沸騰させ、袋の中身を入れるだけ。ざーっと入れると、最初にパスタやマカロニが、後からソースの素となる粉が出てきます。時間は8~10分、と書かれていますが、正直、8分超えたら自分の好きな硬さのタイミングで火を止めるのが一番いいかも。
そして、最初はシャビシャビなので、強火だと沸騰してあふれそうになるので中火ぐらいが安全。パッケージ写真のようにソースが絡む程度にするには、10分以上加熱しないと無理。なので10分ぐらいだと出来上がりは若干スープ感があるくらいのソースになります。
食べて思ったのは、このまま食べてもおいしいけれど、何か旨み成分とか見栄え成分をプラスしたほうが絶対にいい。例えばトマト&チーズパスタなら、最初に沸騰したお湯に中身を入れる段階で、一緒に冷凍シーフードを入れて旨みをアップさせるとか、4種のチーズパスタもカットしたベーコンを入れてちょっとカルボナーラ風に、または500mlのお湯を一部牛乳にしてコクをアップさせるとか。これだけだと、やはりインスタント感があるので、自分の好みでプラスアルファを加えて楽しむのをお勧めします。
見栄えを良くするなら、例えば4種のチーズパスタに業スーで売っている冷凍パプリカをプラスするとか、トマト&チーズパスタには同じく業スーで売っている冷凍ナスを投入してゴロゴロ感を出すとか。もちろん、とけるチーズを出来上がり直後にかけるのもイイ。粉チーズやパセリをかけるだけでも見た目はぐっと華やか、旨みもアップするはず。
味はイタリア寄りというより、かなり日本人向け。本当にfrom Italyなの? と思えるくらい日本人の口に合います。そして中身は全て乾燥しているので、2023年10月購入なのに一番賞味期限が長いもので2025年の1月。だからストック食材としても有能と言えそうです。でも一番は、フライパンで500ml湯を沸かして入れたらできちゃう、というズボラ料理愛あふれるアイテムということでしょうか。見かけたらまとめ買いがオススメですよ。
(ロドリゴいしざわ)