昨年末に「週刊文春」が報じたダウンタウン・松本人志を巡る「性加害問題」が波紋を広げている。
2015年に高級ホテルのスイートルームで行われた部屋飲みで、松本から合意のない性行為を強いられたと複数の女性が告発している同問題。さらに「俺の子どもを産めや」と松本に繰り返されたとの証言が掲載された。
この報道について、吉本興業は「客観的事実に反するもの」と即座に否定。松本自身もXで「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」と反発しているが、批判の声が収まる気配は一向にない。
そして、松本と同様に非難が寄せられているのが、問題の部屋飲みに女性を呼びつけ「粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも」と脅迫めいた発言をしていたとされるスピードワゴン・小沢一敬だ。1月3日に出演を予定していたNHKの「言葉にできない、そんな夜。」の放送が「編成上の都合」で見合わせられた際には「アテンド疑惑」との関連が指摘された。
こうした中、小沢の芸能活動を危ぶむ声が高まっている。お笑い関係者が語る。
「吉本芸人のトップに君臨する松本はともかく、小沢が消えたところでテレビ業界は大して困らない。今後の裁判などで完全にシロだと認められない限り、地上波の番組が積極的に起用することはあり得ません」
もっとも小沢本人のダメージは限定的なようだ。
「仮に地上波に出られなくても小沢の仕事はいくらでもある。“芸能界一の麻雀通”と言われる小沢がBSJapanextの麻雀番組『MリーグNo.1への道 BEAST ROAD』のMCを外されることはないでしょうし、麻雀関連イベントで引っ張りだこなのは今後も変わらない。また、過去には映画の脚本を担当したこともあり、脚本家としての実力もお墨付き。食いっぱぐれることは絶対にないでしょう」(前出・お笑い関係者)
小沢の動向を見守りたい。
(塚原真弓)