1月11日に連名で書面を発表し、電撃結婚を報告した人気デュオ・KinKi Kidsの堂本剛とももいろクローバーZ・百田夏菜子。これまで熱愛の噂が全く聞こえてこなかった2人だが、実は、ももクロとジャニーズ事務所(当時)=現在は「SMILE-UP.」と「STARTO ENTERTAINMENT」に分離=所属タレントとは様々な“縁”があったという。特に剛が2016年、ももクロに初提供した楽曲は、百田らメンバーにとってとても思い出深い作品となっていた。「電撃結婚の“源流”エピソード」を紹介したとも言うべき、当時の記事を再掲載する。
(2018年9月16日配信)
公開中の映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」に、前作と同じ高杉晋助役で出演しているKinKi Kids・堂本剛。今年はKinKiに加えて、ソロアーティスト・ENDRECHERIの活動も再開させて、フル回転の活躍を見せている。ここ数年は、ジャニーズの内外問わず、有名アーティストへの楽曲提供も盛ん。今年は制作者としてある偉業を成し遂げていた。
「剛は2016年、ももクロの4thアルバム『白金の夜明け』の収録曲『桃色空』で、ジャニーズ以外の事務所に所属するアーティストに初めて楽曲を提供。その効果もあって、同アルバムは発売初週のCD売り上げランキングでトップに立ちました。今年5月、ももクロ初の2枚組ベストアルバム『桃も十、番茶も出花』が発売されたのですが、初回限定盤の『モノノフパック』に同梱される特典CDの収録曲を決めるため、オリジナルソング全101曲からファン投票を募った。すると、中間発表で『桃色空』が首位をキープ。最終的には『DNA狂詩曲』に抜かれてしまいましたが、それでも2位になっています」(エンタメ誌ライター)
ももクロといえば、女性アイドルグループの年間ライブ動員数で常にトップ3以内にランクイン。音楽性も高く、これまでに大槻ケンヂや布袋寅泰、中島みゆき、広瀬香美といった一流アーティストがオリジナルソングを提供してきた。そんな大御所を押しのけて剛の曲が2位となったのは、快挙と言っていいだろう。
「ももクロは2014年3月、女性アイドル初となる国立競技場の2日連続公演を成功させていますが、これにもジャニーズが絡んでいます。オープニングで、聖火台の下からメインステージに伸びたジェットコースターに乗って登場したのですが、その案を出したのは嵐の松本潤。そして、ライブ会場には櫻井翔が足を運んでいます」(前出・エンタメ誌ライター)
KinKiは昨年がデビュー20周年。今年はももクロが10周年で、来年は嵐が20周年だ。何かと縁があるジャニーズとももクロ。4人となって新スタートを切った彼女たちは、これからもジャニーズという大きな背中を追っていくだろう。
(北村ともこ)