このところ、和田アキ子の周辺がザワついている。一部報道で「和田アキ子、紅白落選」の文字が躍ったからだ。和田にとって今年は、出場が決まれば40回目の節目となることで注目されている。
しかし、ここ近年はヒット曲がない。ゆえに楽曲にしても「あの鐘を鳴らすのはあなた」を6回、「笑って許して」と「もう一度ふたりで歌いたい」を4回と1970~80年代の“懐メロ”を歌唱することがほとんどだ。
そして、ここ最近は紅白出場歌手が発表され、和田の名が上がるたびに「不要論」が叫ばれ、先日の週刊誌による“落選通達”報道が出たときも、ネット民からは「出なくて正解! 他の出演者の方達もホッとしているでしょう、もうあなたの時代は終わったのです」「売れてない歌を歌われても‥‥。その時間が無駄」「その時のヒット曲や新曲があるならまだしも、懐メロみたいに昔の曲しかないのに出る必要はない」といった意見が大半を占めたのだった。
だが、芸能ジャーナリストは「今年は出場となるのでは‥‥」と、その理由を説明する。
「事務所が“40回出場”をどうしても達成させたくて必至になっているそうです。ただ、これ以上は小林幸子のように大きな話題となるヒット曲が出せない限り、落選は免れない世論の流れがある。ならばいっそ今年を最後に『後輩に道を譲る』とか何とか理由をつけて、潔く“引退宣言”をして有終の美を飾ろうと考えているのではないでしょうか」
落選報道があった週末の「アッコにおまかせ!」(TBS系)でもこの話題が完全スルーされた背景には、NHKとホリプロの間でこうした水面下での交渉が、いまだギリギリまで繰り広げられているからではないだろうか?