世界的な人気を誇る米男性歌手のブルーノ・マーズの東京ドーム公演を満喫したタレント・神田うの。しかし、彼女が公演に連れて行った12歳の娘に“耳栓”を装着させていたとしたことで物議を醸しているという。
神田は1月16日に更新した自身のインスタグラムで「ブルーノ・マーズ日本公演に今回も参戦して参りました」と書き出し、「大音量にお耳が悪くならないよう」に、としてワイヤレスイヤフォンをさせた娘も連れて行ったと説明。イヤフォンの機種は米アップル社の「AirPods」のようだが、それをすでにアメリカでの演奏経験もあるバイオリン奏者で、将来を期待されている娘に“耳栓”代わりに装着させたという形だ。
そんな長女について、神田は「いつも行っているクラシックコンサートとは全く違うコンサートに彼女はいったいどんな反応をしめすのか興味があった私」とし、結果的には「最初から最後までピョンピョン飛び跳ねキャーキャー言ってノリノリの娘でした」と楽しめたようだ。
娘にとっては「初めてだらけのコンサート」だったそうだが、娘の感想については、「『ブルーノ・マーズ可愛かった』でした」と紹介。さらに神田は、「公演後は当日がお誕生日だった仲良しのお友達とディナーも出来たしこの日は人生でTOP20に入るくらいの楽しい日だったそうです」とも上機嫌に綴っていた。
「娘の耳にAirPodsを装着させてコンサートを鑑賞したという神田の投稿には、クラシック音楽の楽器奏者をしているというユーザーから『ライブに参戦して、大音量で耳を痛めたことがありました。聴力は一度痛めると回復は不可能なものなので耳栓などの配慮は必要なこと』で、『子供の耳を守ってるお母さん、立派です』とする声が上がっています。しかし、その一方で、『そこまでして娘連れて行くんだ』『お耳を気にしてたら、おライブになんか行けないよ』『そんなに意識高いなら、AirPodsよりも適した専用の耳栓をつけてあげればいいのに』などと微妙な反応を寄せる人も続出。席からスピーカーまでの距離感などでも変わってくるのでしょうが、少しでも聴力に悪影響が及ぶリスクがあるなら、娘の耳を守りたいという神田の気遣いは非難されるものではありません。ただ、チケット競争率の激しい世界的スターの貴重なコンサートながら『今回も参戦して参りました』『娘にとって人生でTOP20に入る楽しい日』など、随所に“勝ち組オーラ”が漂う筆致だったこともあってか『遠回しの金持ち自慢』『わざわざ書くこと?』との反発も招いてしまったんです」(テレビ誌ライター)
神田は今年1月4日のインスタで、これまで12歳の長女に「食べさせないできました」というマクドナルドデビューをさせたと告白。庶民感覚からはやや距離をおいた領域で子育てをしているようだ。「お耳」への配慮も、その一環なのかもしれない。
(木村慎吾)