今、SNSで“最も閲覧された”高級寿司店をめぐる炎上騒動をフォローしたつもりが逆効果のリアクションを生んでしまったのは、元艶系女優でタレントの明日花キララ。明日花のフォローについて触れる前にまずは、高級寿司店炎上騒動について振り返っておくと、
「東京・港区にある某高級寿司店に1月20日に来店した女性客がXで“大将に殴られかけた”とのエピソードを拡散したんです。“港区女子”を名乗る彼女の主張によれば、男性との同伴で店を訪れた際、自身が二日酔い状態だったため、カウンター近くに置かれた白ワインのニオイが気になり、どかしてもらうよう大将に要請。ところが、そのワインは、大将が別の客からご馳走になったものということもあり、女性の要望は聞き入れられず、次第に口論へ。不満を蓄積させた女性が『こんなお寿司屋さん初めて』と言い放ったところ、大将に感情に火がついたんです。そして、怒りの表情で女性を睨みつける瞬間の写真も掲載、拡散されたんです」(ネットライター)
この投稿はわずか2日ほどでインプレッション(閲覧回数)が2億5000万回を突破。ところが、大将の顔を加工せずに拡散した点や“ワインと寿司の融合”をコンセプトにする同店にワインの香りでクレームを入れたことに批判が殺到した。さらに常連客と名乗る複数のユーザーからは、大将の温厚な人間性を証言する声も上がっており、「あの大将をここまで怒らせるってよっぽどでしょ」との反応も出ていたのだ。
そうした中、同じく同店の常連である明日花も1月21日更新のXで「自粛期間中よくこれ食べてたなー 6万円の弁当」と綴り、店のロゴが記載された高級弁当の写真をお披露目。ウニやトロ、キャビアに牡丹エビといった食材が“所狭しと”並べられており、炎上に巻き込まれた格好の寿司店を擁護するような投稿をしたのである。
「飲食店予約サービス『OMAKASE』では、件の寿司店が販売する持ち帰り弁当のメニューとして3種類の弁当がありますが、最も高いものでも1個25000円。おそらく、明日花が披露した6万円弁当は芸能人御用達の特別仕様か、自粛期間中の限定品だったのかもしれません。いずれにせよ、“よく食べていた”というには高級すぎる弁当なわけですが、そのラインナップやド派手な見た目については、ネットから『痛風になりそうでいい感じ』『成金が喜んで買いそうな弁当ですね』『買う方もビックリだけど、売る方もビックリ』『盛り付けが下品』『高額で売りたくて必死に詰め込んだ感』など、決して同店のフォローにならないようなリアクションも多く、『これ、このタイミングでアップしない方が絶対よかったよね』とする声まで見られました」(テレビ誌ライター)
とはいえ、コロナ禍真っ只中には客足が遠のいていたであろう同店への注目度は大いに高まり、それは、明日花なりの配慮のなせる業だったことは言うまでもない。
(木村慎吾)