「お通じが気持ちよくいかない……」と悩んでいませんか? ネット上では、便秘に悩む女性たちの投稿を見ることができます。中でも、多いのは便秘を解消する食べ物についてのもの。彼女たちは、いったいどんな食べ物で便秘対策を行っているのでしょうか。
まずは「さつまいも」。逆に腸が詰まりそうなイメージがありますが、水溶性食物繊維という水に溶ける食物繊維が豊富であるからか、お通じがよくなることもあるようです。次に、便秘対策には鉄板の「ヨーグルト」。きなこやオリゴ糖をかけていただくと「スルッと出た」という人も多いようです。
便秘外来の医師である小林暁子さんの著書「今日からはじめる健美腸ルール 人生で最高の自分になる方法」(講談社エディトリアル刊)によると、便秘には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスを1対1にするとよいのだとか。
ガスが溜まってお腹が張るという人は、不溶性食物繊維を多く摂り過ぎて便が詰まりやすくなっている可能性があるそうです。ぜひヒントにしてみてください。
ちなみに、不溶性食物繊維には、根菜や芋類、キノコ類、豆類穀類などがあります。水溶性食物繊維には、果物、野菜、海藻類、キノコ類、コンニャク、芋類などがあります。両方の食物繊維を豊富に含む大麦やもち組、もち麦、芋類などはとくにオススメなんだそうですよ。
他にも、小林さんは水溶性食物繊維たっぷりのフルーツを勧めています。リンゴやバナナ、キウイ、フルーツ、いちご、みかんなどのフルーツには、ペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富で、乳酸菌などの善玉菌を増やす、血中のコレステロールをスムーズに排出するなどの効果が期待できるとか。とくに、バナナは水溶性不溶性食物繊維を含み、善玉菌を増やすオリゴ糖も豊富です。
いかがでしたか? 便秘にお悩みなら、ぜひ試してみてくださいね。