2月3日放送の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)第29回大会で優勝したお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次。共演していたお笑いトリオ・ネプチューンの堀内健は、秋山と戦うシーンにおいても秋山の回答に身体をよじってしばしば笑い、その様子が嘘のない反応としてさらに「IPPONグランプリ」を盛りあげた。
秋山は決勝戦でお笑いコンビ・麒麟の川島明と対決。最終戦では「今、アナログテレビをつけるとどうなってる?」のお題に対し、秋山は手で×印を作り「白髪のおじさんが生で、『いやだから、終わってんだよ!』って生放送でやってる」とフリップに何か書いていたにもかかわらず口頭で回答。すぐに「IPPON」とならなかったため、秋山は“白髪のおじさん”になりきって「終わってんの!」「終わってんのだから!」としゃべり続け、押し切るかたちで「IPPON」を獲得。秋山にとって3度目の優勝となった。
翌4日放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」第5話では、奇行で知られる花山天皇(本郷奏多)が「関白、左大臣、右大臣が朕の政に異を唱えようとも構うことはない。どんどんやるのだ。ためらわず前へ進め」と命を下すと、秋山演じる藤原実資は花山天皇から離れ、「帝の行き過ぎをお諫めされよ」と制止を提言。「夢を語るだけであれば、誰でもできる。されど、実が伴わねば世が乱れるのは必定。それを御上が全くわかっておられぬのだ」と花山天皇を止めなければいけない理由を家臣に説明。その様子にネット上では「昨日はフリップを使わずチカラ技で優勝したくせにw」「秋山が正論を言うからおかしみが深いなぁ」「秋山が演じるから正義と筋道を重んじる頑固者の実資が際立っていとをかし」など、秋山が演じる実資に対する称賛の声があがった。
「ネット上では、秋山が共演者の中で日に焼けた黒い肌が目立つことを発端に、杓子定規で融通が利かないキャラで存在感を放つ実資役のことをドラマタイトルの『光る君へ』をもじるかたちで“黒光る君”と呼ぶ声が増えてきているようです」(女性誌記者)
黒光る君へ。今後のご活躍も期待しておりまする。