これがいけなかったのか!「肩凝り」を助長する3つの悪習慣

「姿勢をよくしたり運動したりマッサージしたりして気を付けているのに、肩凝りがまったく改善しない……」と困っていませんか? ケアすることは大事ですが、実は次のようなことが肩凝りを助長することもあるんです。そんな悪習慣、身に覚えはないですか?

■大きくて重いカバンを常に片側だけで持っている

 片方の肩にカバンをかけていれば、全身のバランスが崩れて凝りが発生しやすくなります。大きなカバンや重たいカバンは、全身のバランスを崩す大きな原因の一つ。片側だけ、一部だけに負担が集中しないようこまめに持ち替えたり、小さく軽いカバンを持ち歩いたりするのがオススメです。重たい荷物は無理にリュックやショルダーバッグにまとめず、キャリーケースを活用するなどして体にのしかかる負担を軽減させるのも一案です。

■筋肉をつけるための動きをしていない

 正しい姿勢を保つためにも、肩凝りなどのトラブルを予防するためにも、筋肉は欠かせません。筋肉量が減ると体をスムーズに動かしにくくなって血流の低下も招きやすく、凝りを起こしやすい状態になってしまいます。筋肉の主な原料となるたんぱく質をしっかり摂取しつつ動かすことが、筋肉の働きを整える大きな要素となります。

■ストレスの溜まる生活を送っている

 姿勢の悪さや運動不足に加えて、ストレスも凝りの原因の一つです。ストレスによる睡眠不足や血行不良は、筋肉の質や働きにも悪影響を及ぼします。身体的なものだけではなく心のメンテナンスにも注力して、ストレスを溜め込み過ぎないようにすることが大切です。趣味に没頭したりリラックスする時間を作ったりすることで、緊張が解けやすくなりますよ。

 心身の負担を軽減させ、体のバランスが崩れるような習慣をなくしていくことで、肩凝りは改善しやすくなります。「マッサージや運動ばかりに気を取られていた……」という方は、ぜひこれらのポイントも重要視して負担を軽減させてくださいね。

(Nao Kiyota)

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