お笑いトリオ・パンサーの向井慧が、俳優・中村倫也に思わずメロメロになってしまったという“好感度爆上がり”エピソードを紹介し、反響を呼んでいる。
向井は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)の、3月7日放送回にて、5年前にスタジオで目撃した中村の思いやりが伝わる咄嗟の行動について言及。それによると、向井のほか、バイきんぐ・小峠英二や、昨年3月に結婚した中村の妻で日本テレビの水卜麻美アナらが出演した日テレのクイズ特番で、「収録時間が押していて、時間がない感じで撮影が始まった」ことがあったという。
そんな中、「小学5年生の女の子が手を挙げて、『すいません、トイレに行きたいんですけど』って言ったら、スタッフさんが『ごめんね。時間がなくて、もう始めないと』ってなったの」と、少女とスタッフのやり取りを説明。
女の子がトイレを我慢しなければならない流れになったことを察知した中村は「あの、すいません。ボク、トイレ行きたいんですけど、行っていいですか?」と言い、スタッフも「あ…はい…」と渋々了承。すぐに中村は「一緒に行こっか」とその少女を連れてトイレに向かったという。
「向井は、この日の番組ゲストである中村を迎え入れる前にこのエピソードを紹介し、本人が登場すると、『覚えてらっしゃいますかね?』と、当時の出来事を振り返りました。すると中村は、向井がこの一連の話を様々なメディアで紹介していることを把握していると明かしつつ、『向井さんの話術で改めて思い出される。あれは自分しか行ける人がいなかった』と振り返ったんです」(テレビ誌ライター)
中村が言う“自分しか行ける人がいない”の真意について、向井が自虐気味に補足するには、「オレとか小峠さんも(トイレをお願いすることは)できなくもない」としつつ、「オレらの格だと“我慢して”って言われそう」。一方の中村は、特番の収録現場で芸人が本番直前に強引にトイレへ行く事はやりづらいだろうと考え、「そしたら、嫌われても損がない俳優が言うしかないなって思って」と、全体のバランスを考慮したうえでの行動だったと明かした。
「その、日テレ特番のセットの並び上、中村のすぐ後ろには水卜アナがおり、向井はそんな中村の紳士的な行動が水卜アナの記憶に『絶対残ってたと思うんです』と話し、『オレと小峠さんは“沼った”(好きになった)んだから』と絶賛。すると、このトークを随所で披露している向井に中村は、『いろんなところで言ってもらいたいです』と笑いながら話してましたね。中村といえば、妻の水卜アナとともに“好感度抜群の夫婦”として人気を博しており、昨年6月に発表された『好感度が最強の新婚有名人夫婦ランキング』(goo調べ)では、『大倉士門&池田美優』を抑えて堂々の1位。今回の配慮ある行動を聞く限り、納得の選出といえるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
もしかすると、5年前のこの日から、水卜アナのハートもすでに“沼っていた”のかもしれない。
(木村慎吾)