視聴者クレームがつき、設定変更を余儀なくされた木村拓哉主演のドラマ「Believe―君にかける橋―」(テレビ朝日系)が4月25日のスタート前から炎上している。芸能デスクが解説する。
「一部の例外はありますが、決して同じ役柄をやらないのが“役者キムタク”の流儀。今回、木村さんのためにオリジナル脚本で用意されたのは『橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコンの建築士』でした。ところが、事前にその肩書きが発表されるや、『建築士が橋の建設に違和感』『橋は建築士が設計するより技術士が設計するのが一般的』などありえない設定であることがSNS上で指摘されてしまった」
2年ぶりに主演ドラマに登場するということもあり、注目度が高かったのがアダとなったか。その後、「橋づくりに情熱を燃やす設計士」と肩書きが変更されている。
女性誌記者が語る。
「木村さんは新しい役に挑戦する際には、じっくり時間をかけて役の臨むのが毎回のスタイルです。今回も、撮影はかなり前から始まっていたようなのですが、多くの場面で撮り直しが必要となり、そのためドラマ放送開始も4月末、春ドラマとしては最後発になってしまったようです」
撮影現場では他にも気の滅入る出来事が持ち上がっているという。
「衣装がジミすぎるんです。現場では基本、作業着。ですからこれまでドラマで見せてきたような、型破り検察官、警察学校教官のビシッとしたスーツ、天才外科医の白衣、天才カーレーサーのつなぎなど、ド派手な衣装は、今回のドラマでは皆無です。おまけに物語が収監された場面から入るため、ネクタイ姿もない。本人も『衣装がジミすぎて不安だ』とこぼしているとか…」(前出・芸能デスク)
ファンはドラマと映画で二度扮した「織田信長」のようなド派手なヒーローを望んでいるハズだが…。出遅れ最後方からでもキムタク底力を発揮し、怒濤の勢いで捲ってほしいものだ。