日本人で最も高額な年俸を受け取るアーセナルDF冨安健洋に対し、元日向坂46で、サッカーファンでも知られる女優・影山優佳が正直な感想を口にしている。
2018年に地元クラブのアビスパ福岡を離れ、海外リーグへの挑戦を開始した冨安。21年からは英国の強豪アーセナルに所属し、スタメンとして定着すると、3月20日には新たに2年の契約延長を締結したことを発表した。
現在25歳とキャリアの絶頂期にある冨安が勝ち取った条件は、週給10万ポンド(約1920万円)で、年俸は520万ポンド(約10億円)と破格の金額。これまで受け取ってきた年俸の倍に達する契約で、同じく英国のブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の年俸約8億円を超え、日本人としての最高年俸となった。
そんな富安の巨額新契約を4月7日に放送された配信番組「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)で報道。番組レギュラーの元日本代表・槙野智章は「うわっ、影山さんと同じくらいだ」とコメント。これに「ちょいちょいちょいちょい!」と応じた影山は、槙野から「違う?」と聞かれ、「否定しきれないくらい額が違いすぎて…」と、冨安の稼ぎっぷりに白旗をあげた。
改めて、強豪アーセナルとの新契約を結んだ冨安の偉業に話題が戻ると、槙野は「スゴいです。契約を延長すると、こうやってお金も評価の一つですから、跳ね上がりますし。これを何回、同じチームでやるかによって、ドンドン上がっていきますから」と一つのチームで信頼を積み重ねることの難しさに言及。影山は「より箔がついたという形で。お金の感覚とかなさそう」と素直な感想を漏らしていた。
「2024年時点でのJリーガー最高年俸が、ヴィッセル神戸・FW大迫勇也の受け取る3億5000万円であることを考慮すると、いかに冨安がヨーロッパで高い評価を得ていることが分かります。サッカー好きアイドルとして知られる影山は、過去に同番組で冨安と対談し、プライベートでの恋バナで盛り上がったこともあることから、その評価をうなぎ上りで高めていく日本屈指のセンターバックには、思い入れもひとしおかもしれません」(スポーツライター)
現在開催中の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント・ベスト8では、所属するアーセナルでただ1人、日本人として勝ち残っている冨安。2011年に内田篤人が記録したチャンピオンズリーグ・ベスト4出場という偉業に並ぶには、まずはドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンを破る必要がある。新契約を結んだ冨安にとって、正念場となることは間違いない。
(木村慎吾)