生見愛瑠主演ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(TBS系)が4月9日からスタートし、世帯平均視聴率は5.8%だった。
放送直前からゴールデン初主演の生見の愛称を冠した「めるるのドラマ」がトレンド入りするほど注目されていたが―。
桜が散る夜、何者かに追われ、階段から落ちて記憶喪失になった緒方まこと(生見)。バッグの中にあった免許証で身元は判明するも、自分がどんな人物なのか、仕事は何をしているのか思い出すことができない。ただ、リボンの付いた箱の中に男性用サイズの指輪があった。それを手掛かりに、指輪を贈るはずであっただろう恋人と、自分を探すラブコメミステリーだ
視聴者の感想としては「めるる目当てで観始めたが、早くもハマりそう」「めるる、演技好き かわいいし、自然」「“めるる”最強! 透明感と可愛さに引き込まれる魔力を持っている」など、絶賛する声も上がったが、「免許証あるわけだから、戸籍謄本とか取得できるわけで、そこから身内特定できないのかしら?」「色々あり得ないが満載」と、設定に不満を漏らすコメントもあった。
「単なるラブコメでもミステリーでもなく、例えば会社の中で自分を押し殺し、周りに合わせるスタンスを取る緒方。その姿に大きくうなずいた視聴者も少なくありませんでした。さらに、派遣社員に対する正社員の横暴などもさりげなく描かれていて、会社という組織の中で働く人の共感を得ています」(テレビ誌ライター)
ラブもコメディーもミステリー要素もありながら、それらがうまく融合している点が、今作の魅力のようだ。