昭和の歌姫・中森明菜の本格再始動に熱視線が注がれている。59歳となる7月13日の誕生日に合わせ、ファンクラブ会員に向けて彼女がファンの前に登場する“イベント”が開催されると報じられているのだ。一部報道で「復活ライブ」などと報じられたが、4月16日に、所属事務所は「“復活ライブ”や“復活コンサート”はミスリードを招く情報」との見解を発表。あくまでも“イベント”であることが強調された。
明菜といえば、4月3日からは自身のオフィシャルYouTubeチャンネルで、5週連続セルフカバー企画がスタート。第1弾は1988年リリース「TATTOO」を公開。4月10日公開の第2弾は1987年リリース「BLONDE」、4月17日公開の第3弾は1986年リリース「ジプシー・クイーン」と、往年の名曲をジャズアレンジバージョンで歌唱する姿に、ファンは歓喜しながらも一抹の不安を感じているようだ。
「中森が“完璧主義者”であることはファンならば誰もが知っていること。これまで公式YouTubeで公開されてきた3曲で中森は、声は出ているものの呂律が回りにくそうというか、自身の舌が思うように動いていないことが伝わってきた。それを含めて現在の中森を知ることができることをファンは喜んでいますが、中森自身がそれを受け入れて歌い続けてくれるか。その1点がファンにとっては気がかりのようです」(女性誌記者)
楽しみにしていた約束の日が近づくと、なぜか憂鬱になることはよくあること。中森がそんな気分を乗り越えてイベントに姿を見せてくれたらうれしいが、たとえドタキャンしても”明菜らしい”と納得する人が多いことだろう。