1月20日にスタートするドラマ「東京タワー」(テレビ朝日系)。江國香織氏の同名小説を原作とする同作のテーマは、人妻と若者による禁断の恋。
放送を控えた1月15日、今作で医大生の小島透を演じ恋愛ドラマ初主演となるKing & Princeの永瀬廉をはじめ、人妻の建築家役の板谷由夏ら主要キャストが制作発表会見に臨んだ。
そんな同ドラマでMEGUMIが演じる主婦・川野喜美子を、彼女の娘の家庭教師を務める中で誘惑する大原耕二役に起用されたのがTravis Japanの松田元太だ。
会見で松田は、2005年に公開された映画版で松本潤が耕二役を務めたことを踏まえ「松本潤君とはまた違った『令和の耕二』を届けられたらいいなと思っています」と強調。役作りのために「1週間で10キロ以上減量しました」と明かした。
こうして、ネット上では役作りに徹底する松田の発言が話題となっているが、これにシビアな指摘も。
「確かに今回の会見に出席した松田はずいぶんと痩せた印象でしたが、さすがに『1週間で10キロ以上』は盛り過ぎにもほどがある。科学的に不可能な話ですよ」と語るのは芸能関係者だ。さらに続けて、
「人間が10キロ痩せるには7万2000キロカロリーの消費が必要。つまり1日あたり1万キロカロリーは消費しなければなりません。基礎代謝が1700キロカロリーほどとしても、断食しながら1日に150キロほどランニングしなければ達成できない数字です。影響力を持っている松田の発言だけに、若者世代に誤った知識を植え付けてしまわないか心配です」
作品への意欲は伝わったのだが―。
(塚原真弓)