4月20日に放送された「FNS明石家さんまの推しアナGP」(フジテレビ系)で“働きすぎ”が心配された井上清華アナ。月曜から金曜までの5日間は早朝の帯番組「めざましテレビ」でメインキャスターを務め、土曜日には「ホンマでっか!?TV」で明石家さんまのアシスタントを任されるというハードぶり。
共演の平成ノブシコブシ・吉村崇やさらば青春の光・森田哲矢から「普通の医者だったら止められる」「まぁ致死量ですよね」などの声があがる中、井上アナは「さんまさんが難しすぎる」との悩みを告白。「『ホンマでっか』で、私は進行なので隣にいますけど、ディレクターさんから『次のテーマ、井上、いって!』って指示が出るんですよ。次のテーマ、どこでいけるかな…って間を探してるんですけど、さんまさんって0.1秒でも空くと喋り出しちゃうんですよ」と嘆き、さんまのマシンガントークが進行の妨げになっているという。
さんまはこの“クレーム”を受け、「2秒くらい空ける時あるわ! その時に入ってこい!」と返したが、井上アナは「難しすぎて入れなくて。いつも終わった時、疲れ果てて、家に帰るとしゃっくりとか出ちゃう」と、さんまと仕事をすると、身体的な異変すら生じているとぶっちゃけた。
「さんまのマシンガントークが心身の負担になっている“被害者”はアナウンサーだけではありません。ナインティナインの岡村隆史は2010年に体調不良で約5カ月間、入院と休養をしていますが、その最中、テレビからさんまの大きな笑い声が聞こえ、そのハイテンションぶりに『もう頼むからやめてくれ!』と画面を見ることができなかったといいます。復帰後にさんまとの共演が決まると、事前に主治医に『また、おかしくならないか?』と体調不良が再発しないかを相談したとも告白していました。岡村の場合は大事に至らず、今やそれもネタになっていますが、井上アナの場合は昨年10月、実際に体調不良で7放送日連続で『めざましテレビ』を休んでおり、この4月10日、11日も番組を欠席していますからね。平日は深夜2時半起きというハードスケジュールに加えて、休んでおきたい土曜日にお笑い怪獣との共演をこなすという過酷ぶりに同情が集まるのは当然でしょう」(テレビ誌ライター)
ちなみに井上アナが「ホンマでっか」の2代目進行役を任されたのは22年春で、今年でまる2年。初代の元フジテレビ・加藤綾子アナは09年から22年まで13年にもわたって務めていたのだから、その並外れたタフさが改めて認識される。
(木村慎吾)